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川崎重工/LPG運搬船「CRYSTAL ANGEL」の引き渡し

LPG運搬船「CRYSTAL ANGEL」の引き渡し

2020年02月10日

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LPG運搬船「CRYSTAL ANGEL

川崎重工は、KUMIAI NAVIGATION (PTE) LTD(クミアイ ナビゲーション プライベート リミテッド)向けに82,200mLPG運搬船「CRYSTAL ANGEL(クリスタル エンジェル)」(当社第1741番船)を引き渡しました。

本船は、当社がこれまでに引き渡した61隻目のLPG運搬船にあたり、同船型としては12隻目となります。

本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。

<引き渡し>

2020年2月9日

<主要目>

全長
229.90
長さ(垂線間長)
226.00
幅(型) 
37.20
深さ(型)  
21.00
満載喫水(型)
11.20
総トン数
47,236
載貨重量
53,995
トン
貨物タンク容積
82,402
m
主推進機関
川崎-MAN B&W 7S60ME-C8.2型ディーゼル機関 × 1基
乗船定員
29名
船級
日本海事協会(NK)
船籍
シンガポール

<特 長> 

1)
当社が開発した船首形状(SEAARROW)を採用し、船が航走する際に船首部に発生する波を極限まで減少させ、推進性能の大幅な向上を図っています。
2)
主機関には、省燃費型の電子制御式超ロングストローク2サイクル低速ディーゼル機関を 採用し、さらにプロペラ周りにカワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付 セミダクトを装備することにより、燃料消費量の低減を図っています。
3)
主機関および発電機関の排気ガスの出口部にSOxスクラバー1を搭載することで、20201月から施行開始された世界の全海域でのSOx排出規制※2強化に対応しています。本装置の搭載により、規制強化後も低硫黄燃料油への切り替えを必要とせず、従来の燃料油を継続的に使用できるため、燃料油のコスト低減が期待できます。
4)
低温で液化された石油ガスを積むため、低温収縮を吸収できる防熱された独立型貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けています。
5) 貨物タンクには、-46℃までの低温液化石油ガスを積み込むことができるように低温用特殊鋼材を使用し、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱を施しています。

6)

本船型は、20166月に拡張工事が完了した新パナマ運河の通峡に対応しています。

※1 SOxスクラバー:排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を除去する装置
※2 SOx排出規制 :2015年1月から欧米の排出規制海域(ECA)において、燃料中硫黄分0.1%以下のSOx排出規制が実施されています。また、2020年1月からは、その他の世界の全海域を航行する船舶に対し、硫黄分が0.5%以下の燃料を使用するか、排ガス中からのSOxを同等に低減する代替装置を使用することが義務付けられています。