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スズケン/イシンファーマの再生医療等製品(開発番号:ISN001) における一気通貫流通を受託

イシンファーマの再生医療等製品(開発番号:ISN001) における一気通貫流通を受託

株式会社スズケン(代表取締役社長 宮田浩美、以下スズケン)とイシンファーマ株式会社(代表取 締役社長 臼井 玲、以下イシンファーマ)は、現在イシンファーマが開発を進めている再生医療等製 品(開発番号:ISN001)の流通において、製造販売承認に伴い、スズケンが流通業務全般を受託するこ とで合意しましたのでお知らせいたします。 今回の合意により、イシンファーマは、韓国で製造する本製品の日本への輸入・通関業務、受入検査、 メーカー物流、そして全国の医療機関への配送を担う卸物流まで、一気通貫流通を実現することが可能 となります。 ISN001 は、他人の組織から採取した(他家)脂肪組織由来幹細胞(ASC)を包含するシート状製剤で、 表皮水疱症の潰瘍部位に貼付することで、治癒の促進と症状の軽快につなげることを目的としています。 本製品は、マイナス 80℃の凍結状態で保管・輸配送する必要があるため、スズケンが持つ再生医療等 製品の流通プラットフォームを活用し、厳格な温度・在庫管理と確実なトレーサビリティを実現いたし ます。 今後もスズケングループは、安心・安全な医薬品流通を社会的使命とする企業グループとして、グル ープ各社が持つ機能を最大限に活用するとともに、パートナー企業と協業することで、新たな価値を提 供し続け、"医療と健康になくてはならない存在"の実現を目指してまいります。

イシンファーマについて

イシンファーマは、再生医療等製品 ISN001 の開発を目的に設立された日本企業です。ベンチャーキ ャピタルや製薬企業から資金および開発の支援を受け、韓国企業からの技術協力を得ながら、2015 年か ら独自に ISN001 を希少難治性疾患「表皮水疱症」の治療剤として開発を進めています。既に、東邦大 学、北海道大学など計4大学において臨床試験を進め、2020 年中の発売を見込んでいます。

表皮水疱症とは

表皮水疱症は先天的に皮膚が脆弱で、生後早期からわずかな外力で全身、特に機械的刺激部位に水疱 (水ぶくれ)、びらん(ただれ)、潰瘍を形成する遺伝性の疾患です。重症になると、繰り返して形成さ れる水疱やびらんのために手や足の指趾の皮膚が癒着するなど、日常生活が困難となります。厚生労働 省によって特定疾患に指定されている難病です。現在、表皮水疱症の有効な治療はなく、創傷被覆材に よる皮膚保護、痒みや疼痛を抑えるための対症療法のみです。日本における表皮水疱症の推定患者数は、 1994 年厚生省稀少難治性皮膚疾患調査研究班の全国調査によると 500~640 人であり、患者さま、ご家 族、専門医から有望な治療法の開発が強く望まれています。

表皮水疱症に関する詳しい情報は、難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/entry/5338

ISN001とは

ISN001 は、健康なドナーの脂肪組織由来の間葉系幹細胞を含んだハイドロゲルシートです。遺伝的 にⅦ型コラーゲンが欠損あるいは極端に不足している表皮水疱症患者の潰瘍部位に貼付することによ り、シートに含まれる他家幹細胞からⅦ型コラーゲンや皮膚形成を促進する各種成長因子などが供給さ れます。本シートは潰瘍治癒の促進とそれに伴う症状の軽快につなげることを目的とした製剤です。 ISN001 により、これまで有望な治療法が存在しなかった表皮水疱症患者にとって大きな福音となるこ とが期待できます。