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川崎重工業/JERAより船舶運航管理支援システム「SOPass」を初受注

JERAより船舶運航管理支援システム「SOPass」を初受注

2018年11月05日

川崎重工は、船舶運航管理支援システム「SOPass1」を株式会社JERAより初めて受注しました。

本システムは、同社が用船する計4隻のLNG運搬船に搭載されます。

今回受注した「SOPass」は、衛星通信を介して船舶から取得したリアルデータと当社が持つ船舶に関する工学的知見をICT/IoT技術を用いて融合し、船舶の運航管理に有益な情報を提供するサービスです。船舶の各種性能解析や、省エネ運航に寄与する最適航路計算に加え、業界初となるLNG運搬船向けLNG貨物の管理最適化機能を有しています。

様々な種類の船舶への搭載が可能であり、最適な運航航路の提案や、荷役部・機関部の運転状況を可視化することによって、より経済的で安全な運航に寄与します。

「SOPass」は、2017年7月に三井物産株式会社が用船するLNG運搬船向けに初受注した後、同社向けにこれまで計7隻分を受注しています。2018年4月より実船運用を開始し、同社より高い評価を得ています。今回のJERA向け4隻分の受注により、受注累計は計11隻分となりました。

当社は、ビッグデータを活用した船舶管理マーケットの拡大ならびに多様化する顧客ニーズへの対応のため、2018年9月に、船舶海洋部門にIoT事業推進部を発足させ、「SOPass」を含むIoT・ビッグデータ等を活用したソリューションビジネスの拡充および体制強化を図っています。

今後も船舶の運航管理の高度化に関するお客様の要望に、ICT/IoT技術と川崎重工グループが保有する広範な技術のシナジーを活かしてお応えし、海事産業の発展に貢献していきます。

■船舶運航管理支援システム「SOPass」の特長

クラウドサーバーに蓄積した航海時の燃料消費量や気象情報、船体の状態などの各種データを分析、学習することで、様々な種類の船舶に対して、安全かつ最少燃料消費量となる運航が可能な航路を提案する とともに、燃費や船速、メンテナンス管理などに関する将来予測の自動レポーティングも可能で、運航 コストの低減や安全性の向上を実現します。

LNG運搬船に特化した業界初の機能として、輸送中に自然蒸発する天然ガス(ボイルオフガス)を管理し、燃料消費量が最少となる航路や最適なヒール量※2での運航を提案することが可能です。

顧客ニーズに合わせた機能の選択が可能です。

公的な第三者機関である一般財団法人 日本海事協会の100%子会社である株式会社シップデータセンターと協力し、プライベートクラウドサーバーを起ち上げることで、情報漏洩やコンピューターウィルスによる被害への対策等、強固な守秘・情報管理体制による情報漏洩防止対策を施しています。

新造船のみならず、既存船舶への対応も可能であり、汎用性に優れています。

※1:hip peration and erformance nalysis upport

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※2:バラスト航海中に冷却用冷媒および航海用燃料としてカーゴタンク内に残すLNG量

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「SOPass」のモニタリング画面(サンプル)