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三菱造船/次世代LNG運搬船「Diamond Gas Orchid」の命名式を実施

三菱造船 次世代LNG運搬船「Diamond Gas Orchid」の命名式を実施

「サヤリンゴSTaGE」の一番船、米国キャメロンLNGプロジェクト向け

 ◆船体構造効率化やハイブリッド推進により、LNG搭載量や燃費性能を大幅に向上

 ◆長崎造船所で式典を実施、6月末に完成予定

 

 三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:大倉 浩治、本社:横浜市西区)は18日、三菱商事株式会社と日本郵船株式会社の合弁会社向けに建造中である次世代LNG(液化天然ガス)運搬船の命名式を行いました。本船は、船体構造の効率化やハイブリッド推進システムの採用などにより、LNG搭載量や燃費性能を大幅に向上させた最新船型「サヤリンゴSTaGE」の一番船で、「Diamond Gas Orchid」と命名されました。6月末の完成後、米国ルイジアナ州で三菱商事と日本郵船が共同参画する米国キャメロン(Cameron)LNGプロジェクトのLNG輸送などに従事する予定です。

 三菱重工業 長崎造船所本工場で行われた式典には関係者多数が出席。三菱商事の高岡 英則常務執行役員による命名、ご令室による支綱切断が行われました。

 本船は、長さ293.5m、幅48.94m、深さ27.0m、喫水11.05m、載荷重量トン数約7万3,800トン、タンク総容積16万5,000m3で、2017年3月に進水。建造は三菱重工グループの三菱重工海洋鉄構株式会社(社長:椎葉 邦男、本社:長崎市)が担当しました。

 サヤリンゴSTaGEは、信頼性の高い球形タンクを搭載するMOSS(モス)方式の進化版として高い評価を得ている「さやえんどう」の次世代タイプで、リンゴ形状タンクの採用により船幅を変えずにLNG搭載量の増加を実現するとともに、ハイブリッド推進システムを採用することでさやえんどう船型からさらに燃費効率を大幅に改善しました。

 推進機関には、蒸気タービンとガス焚き可能なエンジンを組み合わせたハイブリッド2軸方式STaGE(Steam Turbine and Gas Engines)を採用。エンジンの排熱を蒸気タービンで有効利用することでプラント効率が大幅に改善され、低速域から高速域まで高効率運航が可能となります。

 三菱造船および三菱重工海洋鉄構は、輸送能力と燃費性能・環境性能に優れた次世代LNG運搬船を建造していくことにより、エネルギーの安定供給と環境保全に貢献していきます。