エービーシー・マート/米国LaCrosse社を買収(完全子会社化)|通販物流代行・物流コンサルティング・社員教育のイー・ロジット

物流ニュースLogistics News

「物流ニュース」は、物流関連のニュースリリース/プレスリリースを原文のまま多くの情報をご覧いただけます。

物流ニュース

エービーシー・マート/米国LaCrosse社を買収(完全子会社化)

米国LaCrosse社の買収(完全子会社化)に関するお知らせ
(現金による友好的な株式公開買付けを実施)



 当社は、米国NASDAQ市場に上場している米国の靴製造販売会社であるLaCrosse Footwear,Inc.(本社:米国オレゴン州、以下「ラクロス社」)と、当社の米国子会社による現金による株式公開買付け(以下「本公開買付け」)及びそれに続く現金を対価とする合併(以下「本合併」)を通じてラクロス社を買収(以下「本買収」)することについて、本日ラクロス社と合意いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。

 当社は、上記合意内容に基づき、米国で新たに設立した子会社を通じた本公開買付け、及びそれに続く本合併を通じて、ラクロス社の発行済普通株式の総数を総額約1億38百万米ドル(1株あたり20米ドル)で取得します。本買収は友好的なものであり、当社及びラクロス社の両取締役会は本買収を既に承認しております。なお、本買収完了のためには、法規制により要求される手続の完了を含む一定の条件を満たす必要があります。




1.ラクロス社買収の目的等
 (1)本買収の背景
   当社グループは、靴・衣料の輸入商社から事業をスタートし、Hawkins(R)、VANS(R)といったブランド商品を自社で企画開発を行う卸売事業、さらにブランドシューズをセレクトし、ファッションとしての靴を販売する「ABC-MART」という小売業と業容を変化させながら事業を拡大してまいりました。
   小売マーケットにおいても単に商品を仕入れて販売するだけではなく、市場のニーズを汲み取りながら自社で商品を企画し、コスト競争力のある海外工場に生産委託を行い、適切なタイミングと価格で市場に提供することで、独自のポジションを構築してまいりました。
   現在は国内に加え、韓国、台湾と海外にも出店を進め、グループ全体で約800店舗を運営しております。
   国内は中期的に1,000店舗体制を目指しておりますが、海外でも現在の2カ国に留まらず更なるグローバル展開を模索中であります。

(2)本買収に至った経緯
   「ABC-MART」のグローバル展開にあたり最も重要な点は、各地域のお客様にとって魅力的な商品をいかに提案できるかという事だと考えております。
   ファッションとしての靴を提供するには、単に商品の品質や価格だけでなく、そのブランドが持つストーリーが非常に重要であると認識しております。
   ラクロス社は、Danner(R)、LaCrosse(R)という二つのブランドを持つブーツメーカーです。
   Danner(R)は、1932年創業のブーツメーカーであり、世界で初めて防水素材であるGORE-TEX(R)を使用したアウトドアブーツを開発するなど、その高い技術力には定評があり、その製品はアウトドアやプロユースとして過酷な環境下での使用にも耐え、高い評価を受けております。また日本では、ファッションユースとしても長年高い人気があります。
   LaCrosse(R)は、1897年に創業したラバー製品の製造がそのスタートで、1906年からラバーブーツ製造を始め、現在もプロユースとしての品質に定評のあるブランドですが、近年は北欧を中心にライフスタイルシューズとしても人気を博しております。
   アジアを中心にグローバル展開を目指す当社グループと、その売上の大部分が北米向けであり、今後北米以外のアジア、欧州での展開を目指すラクロス社において協力関係が構築できないか話し合いを続けておりました。平成24年5月に当社グループよりラクロス社に対して本買収の予備的提案を申し入れ、その後デュー・デリジェンス及び交渉等を経て、本日平成24年7月6日(米国日付2012年7月5日)に合意へと至りました。

(3)本買収の意義
   本買収により、当社グループはDanner(R)、LaCrosse(R)というポジションの高い二つのブランドをそのポートフォリオに加えるとともに高い技術力を持つ生産基盤を活用することが可能になります。また従来から協力関係のある欧州、アジアの協力工場との技術提携等川上部門を強化することで、新しい付加価値を「ABC-MART」のお客様に提供することが期待できます。
   加えて、北米、欧州に当社グループの拠点ができることになり、今後、「ABC-MART」の出店を含めたグローバル展開に資すると考えております。

(略)