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トッパン・フォームズ/取り付け対象物の金属部分を通信アンテナとして活用し、全方位読み取りを実現

取り付け対象物の金属部分を通信アンテナとして活用し、全方位読み取りを実現
用途に合わせた3形状の金属対応UHF帯ICタグを開発

2011年5月18日

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、運搬時などに使用されるカゴ車(金属製の台車)管理用のUHF帯ICタグを開発しました。カゴ車そのものの金属パイプを通信アンテナとして活用することで安定した通信を実現し、さまざまな角度から同時に複数のタグを読み取ることができます。形状は用途に合わせ3種類を用意しており、UHF帯ICタグ「Latica(ラティカ)」シリーズの新ラインアップとして、2011年5月より量産に着手、2011年8月より販売を開始する予定です。

 

 商品輸送や一時的な保管などで使われるカゴ車の管理では、台帳への記入やバーコード管理などの煩雑な作業が必要となります。また、出荷先からの返却遅れによる不足や、紛失の発生なども大きな問題となっており、ICタグを活用した効率的で確実な管理手法への期待が高まっています。
 電波を利用して通信するICタグはカゴ車を構成する金属パイプによる干渉を受けやすく、従来はタグの大型化や、読み取りやすい位置への取り付けなどにより通信を安定させる手法が一般的でしたが、収納時の妨げとなったり、運搬中やカゴ車同士の衝突時の衝撃で脱落や故障が発生したりするなどの問題がありました。

 今回トッパンフォームズが開発した製品は、カゴ車そのものの金属パイプを通信アンテナとして機能させる特殊な設計を施しており、さまざまな角度から同時に複数のタグを安定して読み取ることができます。
 また、使用する環境に合わせて選択、組み合わせができるようにワンタッチ型、バンド型、チューブ型の3種類の形状を開発しました。
 それぞれの特長は以下の通りです。

  • ・ワンタッチ型
    小型で、カゴ車の金属パイプ間のスペースへの取り付けが可能。カゴ車同士の衝突や運搬時などにタグに直接衝撃が加わりにくく、脱落や故障の可能性が少ない。
  • ・バンド型
    長さ調節ができ、金属パイプ間距離が異なるカゴ車への取付けが可能。
  • ・チューブ型
    空気のクッションで内蔵したICタグを保護しているため、衝撃性に優れており、4tトラックで踏みつけても破裂・破損することがない。

 さらに今回開発したタグはEPCglobal Class1 Generation2に準拠しており、トッパンフォームズが提供するRFIDを活用した資材管理ソフトウエアパッケージ「LogiViewer(ロジビューア)」との連携も可能で、短期間、低コストで管理システムを構築できます。

 トッパンフォームズは今後、物流業界や資材レンタル業界を中心に提案を進め、販売開始から1年間で1億円の販売を目指します。 以上

  • ※「Latica(ラティカ)」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。
  • ※「LogiViewer(ロジビューア)」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。