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近鉄エクスプレス/社長メッセージを更新

本年3月に発生した東日本大震災により被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

 株主の皆様には日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、2011年3月期の連結業績につきましては、営業収入は前期比26.4%増の2,676億円、営業利益は同59.7%増の118億円、当期純利益は同72.4%増の78億円と大きく改善いたしました。これは主に、世界的な金融危機以降、輸送需要が順調に拡大してきたことを背景に、アジア、米州、欧州とおしなべて海外地域の業績が好調であったこと、また、日本でも国内関係会社が予想以上の業績を残すことができたことによるものです。加えて、2008年より実施してきた一連の合理化策による固定費、流動費の大幅な削減効果が継続して寄与したことも、利益改善の一因となりました。

 当社グループは2010年5月に、「世界の競合他社と対等に戦えるグローバル企業になる」という当社の不変のビジョンを実現するための土台作りを主眼とした新たな中期経営計画、 "Ready for the Next !"(未来への挑戦)‐3ヵ年、2011年3月期~2013年3月期‐を策定いたしました。2011年3月期はその初年度として、中国保税物流ビジネスへの取り組みをさらに進めました。中国最大のゲートウェイ、上海浦東空港に隣接する総合保税区内で今年1月に営業を開始した「上海近鉄国際貨運有限公司」は、高い利便性をセールス・ポイントに、順調に倉庫ビジネスを拡大しています。また、同じく1月には広東省の中山保税物流中心、2月には上海閔行輸出加工区、4月には大連保税物流園区で、それぞれ新法人が保税物流ビジネスの拡大に向け営業を開始しました。今後も高い需要が見込まれる保税物流ビジネスに重点的に取り込むことにより、中国における絶対的な優位性の確保に向けて着実に前進してまいります。また、中国以外でもASEAN諸国やサウジアラビア等の中東地域でのビジネス拡大にも一層注力していきます。

 また、当社グループの2011年3月期における海外地域の営業利益は、連結の75%を占めるまでに高まっています。今後も海外においてビジネスを拡大していくことが当社成長の要となります。この点を踏まえ、本年4月、グループ経営統括組織をより強力に機能させ、組織・地域横断的にグループの全体最適を考え執行できる体制を構築するため、組織を大幅に改編しました。

 なお、今期2012年3月期につきましては、営業収入は前期比7.2%増の2,870億円、営業利益は同9.3%増の130億円、当期純利益は同1.5%増の80億円を見込んでいます。

 震災の影響や円高、原油高等で今後の事業環境の不透明感を払拭できない状況ではありますが、当社グループは、引き続き物流を通じて社会に貢献していくとともに、中期経営計画を着実に推し進め、企業価値の向上に全力で取り組んでまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。