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STマイクロ/bluechiip、MEMSベースのトラッキング・タグの製造に関して協力

STマイクロエレクトロニクスとbluechiip、
独創的なMEMSベースのトラッキング・タグの製造で協力

MEMSバイオ・センサとアクチュエータの製造で世界をリードするSTの専門性が、
ヘルスケア等の幅広いアプリケーションを対象とした
bluechiipのトラッキング・タグ(特許取得済み)の量産を実現


 コンスーマおよび携帯型機器向けMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)センサの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、画期的なトラッキング・ソリューションを開発している革新的な新興企業であるbluechiip Limitedは、独創的なMEMSベースのトラッキング・タグの製造に関して協力することを発表しました。同製品は、様々な市場での応用が可能ですが、当初はバイオバンク等のヘルスケア分野を対象とします。

 bluechiipのトラッキング・タグは機械式デバイスです。そのため、極度な高・低温条件下においても故障せずサンプルのIDを読み取れる上、ガンマ線照射にも耐えることができます。従来の認識技術やラベル/バーコード/RFID等のトラッキング・ソリューションよりも高い堅牢性を備えており、急速に拡大している労働集約的なヘルスケア市場、特にバイオバンクで必要とされる高水準のデータ保証を実現することができます。

 2009年3月、TIME誌は、「今世界を変えつつある10の発想(10 Ideas Changing the World Right Now)」の1つとしてバイオバンクをハイライトしました。
 バイオバンクは全世界で急速に拡大しており、最近の調査によると、米国のバイオバンクに保管されている組織サンプルは数億点にのぼり、全世界では10億点を超えると推測されています。Visiongain社の調査レポート*によると、バイオバンクの市場(リソースまたはサービスの売上)は、2009年時点で80億ドル相当と推定され、2025年までに450億ドルに達すると予測されています。
(*Biobanking for Medical R&D: Technology and Market 2010-2025)

 この独創的なタグは、拡大するバイオバンク市場向けに試験管やガラスびんに組み込まれ、液体窒素に浸された組織・胎芽・臍帯血など、かけがえのない貴重な人体サンプルを識別・追跡・検索・監視・保管するために使用されます。
 bluechiipのトラッキング技術は、まずヘルスケア分野向けに提供されますが、病理学・臨床試験・バイオリポジトリ・法医学等の分野にも応用可能です。
 また、セキュリティ・国防・産業・製造・廃棄物・航空宇宙等も同技術の主な応用分野であると考えられます。

 bluechiipの代表取締役 兼 CEOであるBrett Schwarzは、次の様にコメントしています。「STは、MEMS技術に関する豊富な経験と確かな製造能力を有しており、bluechiipが革新的なトラッキング・タグを商品化する上で理想的なパートナーです。このタグは、幅広い市場において貴重な資産の追跡管理に変革をもたらします。」

 STのグループ・バイスプレジデント 兼 MEMS・センサ・高性能アナログ製品事業部ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaは、次の様にコメントしています。「bluechiipのタグ技術とSTのMEMS設計・製造に関する専門技術を組み合わせることで、ヘルスケア市場等の様々なアプリケーションに対して、極めて堅牢で価値あるトラッキング機能を提供することができます。STには、革新的な技術やアプリケーションを商品化してきた長年の実績があります。
 今回のbluechiipとの協力は、バイオセンサにおけるSTの専門技術をさらに強化すると同時に、MEMS全体におけるSTの主導的地位をさらに強化します。」

 この新しいテクノロジーにより、液体窒素の低温環境(約-196℃)や200℃もの高温環境においてもデータ読取りが可能になります。また、霜が付いた状態でもデータ伝送が可能です。bluechiipのトラッキング・ソリューションは、高圧蒸気殺菌・ガンマ線照射滅菌・加湿処理・遠心処理・極低温貯蔵・結霜にも耐えることが実証されています。

 この新しいテクノロジーでは、MEMS技術により製造した共振器を組み込んだ微小な機械式チップをベースとしており、電子部品を全く含みません。
 トラッキング・タグは、この機械式チップとアンテナで構成され、ガラスびんやバッグ等の貯蔵用製品に埋め込んだり、製造時にそれらに組み込んだりできます。
 タグのID情報や全ての関連情報はリーダによって容易に検出でき、リーダ側でタグ付き器具の温度履歴をロギングすることも可能です。

<STマイクロエレクトロニクスについて>
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 http://www.st-japan.co.jp(日本語) http://www.st.com(英語)


<bluechiip Limitedについて>
 bluechiipは、トラッキングおよびバイオ・モニタ用の高度な監視技術で、生物資源関連の研究機関に必要な生体サンプルのライフ・サイクル管理とプロセス・チェーン管理に変革をもたらします。bluechiipの独自ソリューションには、bluechiipタグ、マッチ箱型リーダ計測器、保管目録管理関連ソフトウェア等があります。これらを組み合わせることにより、中心的なトラッキング技術で高水準な一貫性・信頼性・有効性・堅牢性を実現し、極低温でも最適かつ安定的に完全な機能を維持します。
 bluechiipの詳細については、http://www.bluechiip.comをご覧ください。