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鳥取県/凍結候補の境港ターミナル整備で国が調査費計上

知事定例記者会見(2010年4月7日)

(略)

4 港湾事業に係る調査費の内示について  

●知事
 この度、港湾関係で新しく国土交通省から内示が示されました。これは、竹内南地区の国際フェリーターミナルの調査費。それから、中野地区におきます多目的国際ターミナルの調査費。それぞれ500万円ずつの調査費がついたというお話を国土交通省の方からいただいた次第であります。非常にこれからの境港の活性化、そして環日本海航路、上海だとか大連なども含めまして大きな効果をもつものだと思います。

 さらに、バルク貨物と言われるような[物を]通常の船を傭船をしたりして運ぶ。そういう貨物輸送にも非常に大きな効果を発揮するだろうと思います。

 竹内南地区の国際フェリーターミナルは長年の鳥取県の宿願と言えるものでありました。DBSクルーズフェリーも、もしこちらのターミナルが出来れば、そこに接岸をしていくということを考えていたところでありまして、大変に喜ばしいことだと思います。中野地区も高機能の多目的岸壁ということになりますので、これは、そういう国際性のある境港に大きな力を与え、弾みをつけるものだと思います。

 どちらも調査費がついたわけでありまして、大変に喜ばしいことだと思っております。ご協力いただきました様々な方々に感謝を申し上げたいと思いますが、実はまだ調査の段階でありまして、実際に着工するということになりますと、重点港湾としての指定が前提になると思われます。ですから、これから境港の重点港湾指定に向けて、全力を挙げて取り組んでいく必要があると考えているところであります。
(略)

7 港湾事業に係る調査費の内示について  

○日本海新聞 田村彰彦 記者

 ターミナルの件なんですけども、今年度は新規事業を行わないということで、予算がつかなかったわけなんですが、それで、今回、調査費がついたということは、来年度以降の建設が前提ということで考えてもよろしいんでしょうか。


●知事

 そこは我々も情報が完全にあるわけではありません。ただ、1次予選を突破したということかなと思っております。これから、重点港湾になるかどうかが新規着工の条件だと、前原[国土交通]大臣が記者会見でも述べておられますので、それをクリアしていく必要があると考えております。

 今、国全体で100を超える重要港湾があるわけでありますが、それを40ぐらいに絞り込んでいこうということでありまして、選択と集中を図るという国の方針があります。そういう厳しい中で、今回、調査費がついたということは、我々としては、1次予選を突破したぐらいの意味は十分にあるだろうと思っておりまして、歓迎したいと思っております。ただ、実際にやるかどうかは、その調査の結果にもよりますし、それから国全体の仕組として重点港湾になるかどうか、これがポイントになってくるとみております。


○日本海新聞 田村彰彦 記者

 重点港湾のその選定の時期はいつ頃かというのは、県の方に情報は入っていますでしょうか。


●知事

 これから夏に向けてその選定作業が本格化してくると我々は睨んでおります。いずれ、いろんなことが明らかになってくるんではないかと思いますけれども、これは、私どもも昨年度から重点港湾化に向けた要望活動を展開しておりまして、民主党の県連さんとか、国[土]交[通]省の方にもそうでありますけども、前原大臣にもお願いに行ったことがあります。是非、そうした政府側への働きかけを強めていきたいと思います。


○山陰中央新報 太田満明 記者

 この重点港湾の基準のようなものはあるんですか、規模とか。


●知事

 そこは、どれほど戦略性のある港かということになってくるだろうと思います。我々としては、例えば、紙パルプの貿易量で全国でも最大の港であるとか、また、このたびのDBSクルーズフェリーの就航のように他の地域にはないユニークな航路の拠点になっているとか、我々としてはアドバンテージと考えていることはあります。

 ただ、貨物の絶対量からいって、全国的に見て抜きん出ている港とは残念ながらいえない状況でありまして、日本海側の重要な港という位置付けは変わらないと思いますけれども、その中をさらに、重点港湾として認めてもらうには、政府に対して、十分な訴えかけと説明をしていかなければいけないと思っています。


○山陰中央新報 太田満明 記者

 この前、関経連との懇談会がございましたよね。あの後で、井上会長にちょっとお話させていただいたんですけどもね、直接、重点港湾という話じゃないんですけれども、DBSの活用策として、活用策と言っても、前回も言ったと思うんですけれども、例の押村先生の研究ですね、とか、EVの関係とか、米子地区の特殊な、そういう産業っていうのは育ちそうにあるんで、経済特区のようなことを考えたらどうだ、みたいな話をされていたんですけども。もし、それが実現すれば、まさにこの重点港湾もそれなりに活用されるのかなと思うんですけど。


●知事

 いろんな可能性があると思います。また、EV[電気自動車]工場ですね、全容がまだ明らかでないところがあります。恐らくこれから、どういうふうにして、自動車モデルを考えていくかとか、具体論に入ってくると思っております。

 我々は必要な支援策として、行政上の特区構想みたいなものがあるんであれば、ぜひ考えて見たいと思いますが、今はまだ、そこまでの打診は、先方からは来ていないということであります。あと、港湾内の利便性の向上など、特区のような形で規制緩和をしてもらう、我々の思いもありますので、いろいろと政府側に、港の使い勝手が良くなるような方策を求めていきたいと思っております。


○山陰中央新報 太田満明 記者

 港湾の特区ですね、例の外国から運んで来た車を自由に動けるようにとか、あの特区はどうなりましたか。


●知事

 今、関係者とまずは話をしてみて、それで我々なりの案を持って、政府側へ呼びかけにいこうという段取りで考えております。まだ、現在進行中であります。ただ、大阪とか、他の地域でも同じようなことを考えて出しましたけども、結局は政府側で採用されなかったということもありました。今、政権交代がありましたので、その後、どういうふうな反応があるというのは、まだ分からないところでありまして、我々としては、政府側へ申し入れをしていきたいと思っています。