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三菱商事、EC物流ベンチャー「イー・ロジット」と提携
報道関係各位
2001年2月吉日
三菱商事株式会社
株式会社イー・ロジット
三菱商事、EC物流ベンチャー「イー・ロジット」と提携
三菱商事は、電子商取引市場の拡大に伴いニーズが急増している物流代行サービスの分野で成長を続ける物流ベンチャー企業イー・ロジット(角井 亮一社長)と1月末に提携し、同社の第三者割当増資全額を引受けました。引受後の出資比率は13%となります。
【イー・ロジット社】
イー・ロジットは、ネット通販向けに物流サービスを提供するEC物流アウトソーシング専門の会社で、既にEC構築用パッケージソフト販売大手のコマース21(本社・東京都新宿区、季尚勲社長)や決済サービスを行なうサイバーキャッツシュ(本社・東京都千代田区、松井真治社長)など、ネット通販向けにバックヤードサービスを行なう会社と提携し、事業を急速に拡大している会社です。
【サービス】
イー・ロジットの行なっているEC物流のアウトソーシングは、いわゆる3PL(サードパーティーロジスティクス)で、一般消費者向けEC企業の物流を効率的に行なうサービスを行っています。
具体的には、
- EC企業が購入者から受けた注文情報が、ネットを経由して直接にイー・ロジットのサーバーに送り込まれ、イー・ロジットのサーバーは購入者の指定した配送先と商品が置いてある出荷先から自動的に価格や品質など様々な指標を踏まえて最適な物流業者を選択して集荷と配送を依頼します(特許申請済)。
- 又、自前で商品の保管場所を持たない企業は在庫管理や箱詰めを代行するサービスを利用することが出来ます。
こうしたサービスを利用することにより、
- 一般的な宅配サービスよりも、配送料金を大幅に(10%から数十%)軽減できます。
- 出店企業は伝票の作成作業などが不要になります。
- サービスを導入する店舗は、貨物追跡の便利さなどで顧客満足度を上がる効果もあります。
【両社の提携狙い】
三菱商事の新しい業態コンセプト「.Commerce」を体現し、顧客のニーズに応える新しいビジネスモデルの開発を推進する同社新機能事業グループの物流サービス本部では、eコマースをはじめ、インターネットを利用したオンライン・ビジネスを支えるオフライン機能の強化をはかってきています。東南アジア・中国をはじめとする海外物流インフラを駆使したSCM関連ビジネスの取組みに加え、国内においても、既に、50社近い保管・輸送網を構築してきており、今後、これらネットワークとの連携を強めながら、仕入先・販売先への物流から最終消費者までの配送までのトータル・ロジスティクスサービスの提供をはかっていく方針です。
今回のイー・ロジットとの提携は、三菱商事新機能事業グループのFILM機能(金融・情報・物流・マーケティング)のうち、特に、物流プラットフォームと、イー・ロジットの物流システム、コンサルティングノウハウのシナジーにより、同社のeコマースへの取組みを加速させる狙いです。
イー・ロジットは、今年3月からはB2B分野や国際物流分野への対応も事業視野に入れており、エムシートランス・インターナショナル(McTI)やSCL、ロジリンクなどを展開すし、B2B、国際物流分野で既に物流網を完成させつつある三菱商事との協力が不可欠であると判断しています。
【株式会社イー・ロジットが実施した第三者割当の内容】
時期 : 2001年1月31日
割当価格:3,780万円
出資後の同社資本金は1億2,180万円、三菱商事は第3位株主となる。将来は三菱商事からの役員受入れも検討する。
【今回増資後の株式会社イー・ロジットの概要】
代 表 : 角井 亮一
本 社 : 大阪府東大阪市今米1−2−1中辻ビル301
東京本部 : 東京都千代田区九段北1−12−5市田ビル
設 立 : 2000年2月14日
資 本 金 : 1億2,180万円
事業内容 : ネット通販事業者に対する倉庫業務及び配送業務代行(物流アウトソーシング)
物流に関するコンサルティング
ネット通販システム構築及びセミナー講師・執筆
【角井亮一プロフィール】
「船井総合研究所(経営コンサルタント)、光輝物流を経て、e−LogiTを設立。EC物流の第一人者として数々の執筆・講演活動及びコンサルティングを行うかたわら、大阪市産業創造センターIT化推進プロデューサー、大阪市創業支援センター相談員等を努める。」
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