二代目はツライよPart3 「念ずれば花開く」
関西でも有数の物流会社を継がず、自ら起業した。物流業界初のコストダウンの半分を報酬とする手法をきっかけに創業したのが、イー・ロジットの角井亮一社長だ。
「創業しようと父親に話すと、もちろん反対されましたよ。光輝物流はどうするんだということですよね。ただ、自分のやり方は間違っていないと思っていましたので、お互いの経営には関知しないということで起業しました」
アメリカでMBA取得後、船井総研を経て、光輝物流で改革的な物流コストダウンを起こした。
「いままでは物流コストは固定費が当たり前だったんですが、変動費に移行しました。例えば、100の顧客へ物販する場合は、30の必要な固定費以外の70を有効に使うんです。在庫保管する倉庫の面積を貸し出したりする。当時、余剰だった人員はウチで引き取ったりもしました」
起業してからは、eコマースなどIT物流事業が柱にもなったという。メールアドレスなど少ないインフラ状況にあって、在庫管理、システム管理を徹底することで売り上げを伸ばしてきた。
「やればできるという思いを大切にしてきました。能力よりも、まずやる気がカバーするということ。物流コンサルティングも一人の社員を半年近く派遣するわけで、当然リスクもついてきます。ただ、できないと思われていたことをやりとげることができる。父からは反対されましたが、会社の規模的には負けないものになりましたので、間違ってなかったと思います」
2004年02月号






