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成功のパターンは「努力」

 物流アウトソーシング、戦略物流コンサルティング企業のイー・ロジット(大阪市西区)。「荷主はどういった運送事業者を求めているか、運送事業者はどのように取り組めばよいか」をテーマに、角井亮一社長が語った。

ワンストップ


 「物流会社と荷主の感覚のギャップはかなりある。この感覚の差は正しいかというと、あってしかるべきもの」という。「企業の中で営業部隊は『いけいけどんどん』という考え方だが、経理部隊は『1こずつ
確実に、1円違っても困る』との考えである」からだ。
 荷主の物流会社への要望として、「ワンストップとレベルアップがあげられる」。しかし、それを1社でまかなうには無理があるようだ。例えば、Aという会社があるとする。総合物流会社でメーンは倉庫事業だが、宅配から引っ越し、人材派遣まで幅広く手がけている。「この場合、倉庫が本流でそれ以外は亜流。荷主から見たとき、果たしてこれでA社にすべて任せてよいものか。レベルアップを図ろうとすれば、1社に絞るよりそれぞれ得意分野の会社に頼んだほうがいい。
 しかし、ワンストップで見ると、「(荷主が)それぞれ違う会社に頼むのは面倒」。そこでコーディネーターの導入を提案する。「ワンストップとレベルアップを同時に図るにはコーディネーターが必要」だ。
 運送業界では、厳しい運賃を強いられている事業者が多い。だが、「現実に運賃は上がっているところもある」とも。それは「荷主が使いたいと思う会社であることが条件」だ。そのためには、「オンリーワン企業」をめざすべきだという。

一点主義


 「一転主義で続けてきたところは強い。『ウチは冷凍倉庫ならどこにも負けない』といった具合に、『ここしか選択肢がない』企業になればいい」というのだ。といっても、「特化するだけではまずいので、協力することが必要」とも。
 新たな荷主を開拓するには、「とにかく多くを提案すればいい。百発百中はあり得ない。100個打って1個当たればいいくらいの気持ちで取り組むことが大切」と指摘する。
 また、「勝ちパターンというものは存在しない。それぞれ独自の勝ちパターンを見つけていくしかない」と続ける。そして、自助努力が必要とも。「他力本願はあり得ない。どの業界にも言えるが、自力本願しかない。『ウチの業界が・・・』『政治が・・・』『景気が・・・』などと、周りのせいにしてはいけない」。


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