物流キーマン 株式会社イー・ロジット
社員21人〜300人の「中」規模企業がキツイのは管理コストの問題があるからです。
「IT物流」をキーワードにネット物流(BtoB、BtoCなどのEコマース)に特化、物流アウトシーソング・物流コンサルティング・物流トレーニング研修を業務として急成長を遂げている(株)イー・ロジットの角井亮一社長は、これから先、「中」規模のトラック輸送企業が厳しくなると予測し、生き残り策を提言しています。
「物流業界では3分の1が社員21人〜300人の中規模企業ですが、こうした企業は営業力を上げるなどの努力をしても簡単には収益が上がりません。それは、中間管理職が増え、売上に対し管理コストが高い構造となっているからです。20人以下の小規模企業(全体3分の2)は社長1人で組織が管理でき、大企業(300人以上、全体の0.4%)にはITシステムで管理コストを吸収する仕組みがあります。
余分な人員と余分な業務が発生しやすい「中」規模企業。では今後、管理コストを下げるにはどうすべきか?私は次のようなポイントを挙げています。
まず、IT化。パソコンとインターネットをベースにした初期導入費用が安いシステムで十分です。経理ソフトや運行管理ソフトも安価で使い勝手の良いものが多く出ています。
次に、業務特化と企業連携。他社より強い部分に経営資源を集中し、他の部分は、そこが強い同業他社と手を組むことです。この場合あくまで提携という形をとるべきで、もし「中」どうしが合併などをすると、管理費のアップで逆効果となるでしょう。
最後に教育研修。社員ひとり一人の各業務に対するコスト意識が重要です。別に自分の宣伝をするつもりはないのですが、社内だけでは限界がありますから、こうした教育研修はコンサルタントなどのプロの手を借りるのも有効です」
2001年Winter第8号







