中小物流業者のニュービジネスへの取り組み
((株)イー・ロジット)
企業名 | (株)イー・ロジット |
代表者 | 代表取締役 角井 亮一 |
住 所 | 東大阪市水走4丁目5番3号 |
資本金 | 1億2,180万円(2001年1月末現在) |
設 立 | 平成12年2月14日 |
WEB | http://www.e-logit.com/ |
会社概要 | ネット通販向け物流サービスを行う、電子商取引の物流アウトソーシング専門会社。EC構築用パッケージソフト販売のコマース21、決済サービスを行うサイバーキャッシュなど、ネット通販向けにバックヤードサービスを行う会社と提携し、事業を拡大している。 提携先ネット通販サイトとしては「楽天ビジネス」・「ショプラス」などがあり、昨年末には、創業から9ヶ月で、約3,000社近くの通販会社を顧客として獲得。今後も業務拡大が見込まれる。 イー・ロジットのホームページのはじめにこうかかれている。「インターネット通販の物流に掛かるコストは、驚くほど高いのが現実です。売上を100として、運賃が30、保管が15、入出荷の人件費が15というのが典型でしょう。創生期段階にある日本のeCommerce、ECが成長発展するためにも、e-LogiTが提供する物流アウトソーシングサービスで「売れば売るほど赤字」という状況を脱し、更なる成長にお役立て下さい。」 実際、消費者向けの電子商取引では、様々な商品をいかに保管し配送するかというのが深刻な問題である。特に、それを個人で行っている場合には、売上が上がればあがるほどその取り扱いが大変になってくる。その受託をビジネスにしたのがイー・ロジットである。 イー・ロジットの竹本氏に、ビジネスの展開について聞いた。 |
| (インタビュー)株式会社イー・ロジット 竹本靖 氏 |
| Q.インターネット通販の物流アウトソーシング業というのは、大手運送会社がやっている場合はありますが、ベンチャーでこうしたビジネスを立ち上げたというのはあまり聞きませんね。こうしたアイディアは社長さんが考えられたのですか。 今では似たようなビジネスもいくつか、出てきているみたいです。私どもがこの事業を始めたのは、社長が海外留学に行っている時に、アメリカではこういうのを既にやっていて、これだったら日本でもいけると思ったのがきっかけです。実際にこうしたビジネスは、大手運送会社を除き日本でやっているところは少ない。それで始めました。 最初は、京都の会社(ショプラス)の物流を受けました。それをきっかけにイー・ロジットという会社を作った。元々は光輝物流という会社で受けていましたが、ECの新しい仕事を受けたので、だったら会社を別にしてそういう専門の物流をやっていこうということが始まりです。 Q.イー・ロジットの仕組みは? 倉庫は光輝グループのものを使っていますが、1棟まるまるイー・ロジットが借りて物流センターの拠点としています。その物流センターは通過型ではなくて、基本的には在庫を預かっています。お客さんに合わせたスペースを棚貸ししています。 仕事の内容は、お客さんから流してもらったデータを加工し、倉庫でピッキングし、運送会社の手配をすることです。基本は配送です。しかしオプションとして在庫を預かりますし、伝票発行もやっています。 倉庫も、運送会社も、うちがまとめて物流を請け負うことによってボリュームディスカウントできる。その分お客さんに還元できるわけです。 Q.当社の物流システムは? 現在ピッキング作業は、全部人手でやっています。受託先ごとに棚が分かれていてピッキングのリストを見ながら取って梱包、検品、確認をします。インターネット通販の場合は、小ロットで商品が次から次へと入れ替わるので、その方が機械化するより効率的です。機械化すると、それは結局お客さんの負担になってきますから。それよりは、アルバイト・パートを入れて、最後の検品をきちっとやっておけば問題はありません。コンピュータで送付先ラベルが出力されるのですが、それを手で貼ってるんです。だからこそ、ある程度の量がないと難しい。少ない物をたくさん集めてきて、ある程度の量にしないと利益は出ません。 物流については、運送業者8社の中から運ぶ物によって料金等を比較して、最も条件に合った運送会社を使います。運送業者にも向き不向きがあるし、地方に強い業者もいます。そういうデータベースを作って運ぶ商品に最適なものを選びます。 当社では依頼をもらった翌日に配送します。結局、リードタイムは計3日くらいですね。運賃が高くてよければ、2日でも可能です。15時までに出してもらったら、大阪であれば翌日に配達できます。 発送は、基本的に1日1回です。こちらから荷物の量を連絡すると、それに応じたトラックを運送業者がまわしてきます。あとは、緊急の場合だけ臨時で取りに来てもらいます。 Q.その他の付帯業務は? 当社で商品代金の回収もやっています。ただし、現金の回収は運送業者に任せます。 しかし、今後は決済方法にコンビニ決済も入れていこうと思っています。顧客にとってみれば、電子決済で手数料が安いところが便利だろうし、当社としては、いろんなものを選択してやってみて、お客さんにとって一番使いやすいサービスを行っていきます。 |






