ネット通販物流を強化/三菱商事が資本参加
イー・ロジット(角井亮一社長、大阪府東大阪市)は、三菱商事と業務・資本提携し、電子商取引(EC)における物流支援事業を強化する。ネット通販の物流を専門に手掛けるイー・ロジットと、代金決済などのノウハウや国内外に広いネットワークを持つ三菱商事の強みを生かし、コスト削減や物流サービス強化を実現する。
三菱商事はイー・ロジットが先月末に実施した3780万円の第三者割当増資を引き受けた。今後は三菱商事から役員派遣も検討する。
イー・ロジットは既に、ECサイトのシステム構築会社、コマース21(李尚勲社長、東京都新宿区)、電子商決済サービスを手掛けるサイバーキャッシュ(松井真治社長、千代田区)と相次いで提携し、物流面を支援してきた。
現時、3000のネット通販サイトと契約。国内外を問わず、幅広くネットモール運営会社と受託契約に取り組み、さらに来年度は5600店舗、平成16年度には1万店舗まで拡大を目指す。
また、三菱商事の物流サービス本部は、東南アジアや中国などで物流業務を展開。イー・ロジットの物流システムやコンサルティングのノウハウで、調達物流から消費者への配送まで一貫サービスが可能となる。
大手運送業者や商社など異業種からネット物流への参入が相次ぎ、競争激化の中で、増資分をシステム開発に投入する。
角井社長は、「今後もネット通販の物流市場は拡大していく。両社のノウハウを最大限生かし、物流面をサポートしていきたい」と話している。






