イー・ロジット、三菱商事と提携/電子取引の物流強化
インターネット通販向け物流サービスのイー・ロジット(大阪府東大阪市、角井亮一社長、0729・62・8861)と三菱商事は資本・業務提携し電子商取引事業の物流機能を強化する。イー・ロジットの低コストで効率的な物流システムを三菱商事の代金決済ノウハウと組み合わせ、商品の購入から契約、物流手配、決済まで一貫したサービスを提供する。
三菱商事はイー・ロジットが実施した3780万円の第三者割当増資を全額引き受け、発行済み株式の13%を所有する第3位株主になった。イー・ロジットの資本金は8400万円から1億2800万円に増加し、増資で得た資金は情報システムの開発投資に振り向ける。将来は三菱商事から取締役の受け入れを検討する。
イー・ロジットは昨年2月の設立。ネット通販会社から受けた情報をもとに最適な物流業者を選択し、集荷と配送を依頼する物流代行サービスを手掛ける。ネット通販会社が自前で手配する場合に比べて配送コストを10%以上削減できるという。貨物追跡や在庫管理のサービスも提供する。ネット通販会社は約3万社あるとされるが、2004年には1万社の顧客獲得をめざす。
三菱商事は消費者向けや企業間の電子商取引を中核事業と位置づけており、イー・ロジットを顧客向け物流サービスを向上させる武器として活用する。
イー・ロジットは企業間電子商取引や海外向け物流サービスに事業を拡大する計画で、三菱商事が持つ国内外のネットワークを活用していく。






