イー・ロジットがネット通販業者向けに宅配業務の
発注代行/荷物をまとめることで宅配運賃をディスカウント
年々増加を続けるネット通販業者の大半が月商100万円未満、さらに1万円以下の購入が全体の半数以上を占める−。1回の取引額が少ない上、毎回通常料金の宅配便で配送していては物流費が利益を大きく圧迫してしまう。さらにラベル書きや梱包、出荷作業などの事務作業も中小の事業者が多いネット通販業者には重荷となっている。
そんな中、イー・ロジット(角井亮一社長)はネット通販業者向けの物流代行サービス「e-LogiT」を展開している。ネット通販会社が物流面をアウトソーシングすることで新商品の開発や品揃えの充実などの本業に注力してもらう事が狙い。「小さなネット通販業者の中には1週間で貨物がひとつなんてところもある。数がまとまれば料金も割引になり安く宅配便を利用できるようになる。こうすれば一つの運賃表に基づいて運賃も請求できるし、多くの取扱量で交渉できるので運賃も安くなる」(角井社長)と話す。
従来までネット通販業者はそれぞれ個別に運送業者と交渉し、商品を配送するため、正規の宅配運賃で行っていた。これを多数のネット通販業者の荷物を集約することで低コストでの配送を実現。
同社は8社の大手運送業者と提携しており、配送エリアに応じて提示される価格や配送時間などから最も有利な業者で配送する。「これは購買者がウェブ店舗に入力したデータが自動的にイー・ロジットのサーバに入り、それを提携先の運送業者や倉庫会社に全体が最適化されるように割り振り転送するものです」(同)。顧客自体が運送会社とインターフェースをつなぐには膨大なコストがかかるため中小では負担が大きすぎたという。これらの物流サービスを同社がまるごと請負う形になる。
同社のサービス「e-LogiT」はコマース21とシステムインテグレータのモール構築ソフトやパレードのネット通販ASP「ホットケーキ」に標準で組み込まれている他、主にECサイトの決済サービスを代行するサイバーキャッシュとも提携している。






