事業を成長させたければ、「すでにあること」をどんなに頑張っても突破的な結果は出せません。では、成長のために一番必要なことは何なのでしょうか？それは、挑戦したことがないこと、できると思えないことにチャレンジをし続けることです。
それをまざまざと実感させてくれる経営者が、青山フラワーマーケットの井上英明社長です。世界で初めて、すでに花束にした切り花を売り始めたのは、実は青山フラワーマーケットだそうです。今では、町の小さな花屋さんでも当たり前になっている光景ですが、もともとはすべてオーダーしてから花束にしていました。そうすると、時間がかかるためパッとお花が買えません。そこに青山フラワーマーケットがブーケ売りを始めたことで、気軽にお花が買える時代になったのです。
ちょっとした記念日に、駅前でパッとすぐにお花を買って帰ることができる。そんな時代を青山フラワーマーケットが開拓してきたのです。
『他人のマネをせずに、誰もやっていないことをやって突破的な結果を生み出す。』
これは、私達物流に関わる事業者としては、ある意味一種のタブーかもしれません。新しいことにトライするより、既存の枠組みに、教科書どおりに当てはめていくことが、効率化、収益化に直結する業界だからです。しかし、これからの時代、それだけでいいのでしょうか？特に、ロボット化していく大手物流施設と比べ、ロボット化のコストが捻出できない中小規模の物流施設は、個々で考え、信じる道を歩んでいかない限り、生存の道はありません。2020年、その分かれ道で、生き残り、さらなる成長をしていくために、自身の事業と徹底的に向き合う1年にしてはどうでしょうか？
彼の哲学は、2020年、私達のイー・ロジットや皆様の会社に飛躍的な一歩をもたらす、最高の刺激を与えてくれると確信しています。