【日本郵船】「CDI-mpc」に邦船社で初参加/コンテナ船での化学品安全輸送
日本郵船は、欧州の化学製品業界が設定した、コンテナによる化学製品などの安全輸送に関するプログラム「CDI-mpc」に参加する。プログラムへの邦船社の参加は同社が初めて。
欧州では、化学製品業界各社が1994年に、独立した非営利組織CDI(ケミカル ディストリビューション インスティチュート)を設立し、主に化学製品を扱う港湾施設や石油製品タンカーに関する安全基準を設定すると共に、同組織に加盟する各企業が、同安全基準に従った輸送をしているか監査を行ってきた。
今回CDIは、新たに「CDI-mpc」を設定し、従来は専用船での輸送に限られていた安全基準の策定及び安全性の評価をコンテナ船の個品輸送に対しても行う。
「CDI-mpc」によるプログラムでは、従来の専用船及び港湾施設に加え、化学製品を輸送するコンテナ船や倉庫を対象とした各種安全基準が設定されている。プログラムに参加する各社は、設定された安全基準を守って適切に船の運航や施設の運用を行う必要があり、随時第三者機関による監査も受ける。同社では、プログラムに参加することで、高い輸送の安全性を確保するという顧客の要請に応える。
第三者機関による監査は、同社が運航するコンテナ船エヌワイケイアンタレス(NYK ANTARES)で初めて実施され、プログラムで取り決められた全ての安全基準を満たしていることが確認された。今後、他船でも順次監査を受ける。








