【日本郵船】テロ対応の訓練を実施 シンガポール当局と合同
日本郵船と関連船舶管理会社であるエヌワイケイ・シップマネージメント社は9月16日、シンガポール当局と合同で、船舶への海上テロ攻撃に対応する訓練を実施した。
訓練は、シンガポール沖に錨泊中の船「エルエヌジー ジャマル」(同社運航の液化天然ガス運搬船 総トン数:11万2,069トン)に対して不審船による衝突テロが計画されているとの情報を、当局が入手したと想定して行われた。
当局からの警戒発令により、各関係者は定められた保安計画に沿い、緊急連絡を行うとともに警備体制を強化し、さらには高速で接近する不審船を実際に巡視艇が追跡した上拿捕するという本番さながらの臨場感をもって実施。また、本社(東京)では、船舶保安統括者が本船からの連絡を受け、直ちに対策本部を設置し、その対応にあたった。
同社は、昨年12月に経営トップによる「海上テロ対策連絡会議」を設置して以来、安全環境グループ危機管理チームを事務局に、傭船を含めた約500隻の運航船を対象に保安活動を強化してきた。今回のテロ対応訓練は、イラクやロシア情勢の改善が見られない中、マラッカ・シンガポール海峡における船舶の安全を確保する為、同社保安活動の一環として、計画・実施した。
シンガポール当局と民間の船会社が共同で、この様な大規模なテロ対応訓練を実施するのは、国際船舶や港湾におけるテロ等の危険が増大する中、本年7月1日にSOLAS条約が改正されてから初めての試み。








