トラック運送景況感 2期連続で改善 全ト協
全日本トラック協会(高橋喬郎会長)が発表した2003年10月〜12月期のトラック運送業界の景況感はマイナス43と前回(マイナス53)から10ポイント上昇、2期連続で改善した。米国やアジアを中心に世界経済が好調であることから輸出入関連が全体をけん引しただ。ただ、今年1月〜3月期見込みでは円高進行による輸出の減退、内需拡大が力強さに欠けるため、判断指標はやや悪化する見通しだ。
2003年10月〜12月期に景況感が「悪化」と答えた事業者は43%(前回49%)、「好転」とした事業者が8%(同5%)で、判断指標はマイナス43と前回に比べ10ポイント改善。
貨物別では宅配貨物が輸送数量などを中心に持ち直したものの、運賃水準はほとんど変化なし。一方、特別積み合わせと一般貨物は輸送数量だけでなく運賃水準も持ち直した。
業界の景況感を地域別でみた場合、北海道と東北は前回に続き悪化した。事業者を規模別で分類すると、大規模事業者は悪化に歯止めがかかったが、小規模事業者は依然低水準で推移。取り扱い品目別は建設関連貨物で荷動きが鈍化している。
1月〜3月期の判断指数はマイナス48でわずかながら後退する見込み。宅配貨物は輸送数量、営業収入ともに今回同様だが営業収益でやや改善すると予測。宅配以外の特別積み合わせ貨物および一般貨物は、輸送数量の水準がやや低下するものの、営業収入、営業利益は今回と同レベルを確保できる見通し。








