アパレル・流通業界向け/ICタグ製品を開発/伊藤忠
伊藤忠商事と日本バノックはミューチップを搭載したアパレル・流通業界向けICタグ製品を共同開発した。年内をメドに大手アパレルメーカーが導入する計画。
共同開発したのは「V‐LOX ID(ブイロックス アイディ」と呼ばれタグ取り付け製品にミューチップを内蔵したもの。タグ取り付け製品は、アパレル製品が製造される工程で値札・ブランドタグなどを付ける際にアパレル製品に装着し、国内だけで年間50億本が流通している。
従来、ICチップ活用には業務効率化に期待が集まる一方で、製品自体にICチップが埋め込まれることによるプライバシーの問題やブランドイメージの棄損が懸念され、実用化への障害となっていた。
そのため伊藤忠商事では「新開発により流通履歴管理、検品業務が大幅に効率化できるだけでなく、商品をわたす時に店頭でICタグ部分のみ簡単に取り外せる。アパレル業界におけるICタグ促進の起爆剤になるのでは」と手応えを感じており、既に大手アパレルメーカーでの採用も予定される。
伊藤忠商事は製造を日本バノック社に全面的に委託。関連するシステムインテグレーションは、伊藤忠テクノサイエンスやCRCソリューションズ、インフォアベニューといった伊藤忠グループが一体となり普及に努める。今後、ICチップの利用が見込まれる医薬品業界、食品業界向け製品開発も手掛ける方針だ。








