PDA・ハンドヘルド市場/ベンダー出荷2ケタ減
ガートナージャパン(日高信彦社長、東京都目黒区)がまとめた2003年度上期のPDA(携帯情報端末)・ハンドヘルド市場に関する出荷調査結果によると、ベンダー出荷台数は28万5000台で前年同期に比べ21.3%減と2ケタのマイナスとなった。
ユーザー・セグメント別でも、法人市場が前年同期比マイナス4.3%減、個人市場もマイナス26.7%減を記録。特に個人市場は2002年から需要が落ち込み、その影響が市場全体に広がっている。「幾つかのベンダーは店頭向け販売を休止する動きもあり、個人市場への出荷減少に拍車をかけている」(同社)。
一方、法人市場は特定業務向けの入れ換え需要が中心。なかでも1.技術的可能性と実用性のギャップ2.経済的背景による企業の新規投資意欲の冷え込み3.本格導入への評価期間――などが期待される。
2002年から2003年にかけ日本市場ではPDA・ハンドベルト製品の形状が変化。本外と表示部一体型のタブレットPDA型、小型ノート型パソコンに加え、コンバーチブル型製品のシェアが拡大しつつある。
ベンダー別にみてもソニーが個人市場で圧倒的なシェアを確保し、全体でも出荷台数のトップ。法人市場は企業戦略に軸足を置いた販売戦略を展開するカシオが1位となっている。
2003年通期の出荷台数は50万台と、前年に比べ27%のマイナスになると予測。同社では「2004年には既存特定用途における入れ換え増加が見込まれることから法人需要での回復が期待でき、2001年以来のプラス成長に転換する」と分析する。









