ニチレイ/低温物流事業を再編/地域子会社9社新設
ニチレイは2004年4月1日付で定温物流カンパニー組織を再編する。新たに保管事業をメーンに扱う地域会社を9社設置するとともに、子会社の日本定温流通(安藤恵造社長、東京都港区)は社名を変更、ニチレイの全国拠点も吸収することで輸配送事業を強化する。
全国を北海道、東北、関東、東海、関西、中国、九州の各エリアに、地域子会社としてニチレイ・ロジスティクス北海道、東海、関東、関西、中国をそれぞれ新設。四国エリアを担当している四国水産冷蔵が社名をニチレイ・ロジスティクス四国に改めるほか、神奈川県ではキョクレイと神奈川日冷を合併させる予定で今後、地域保管事業は9地域子会社を中心に事業展開する。
物流ネットワーク事業では現在、輸配送サービスをメーンに行っている日本低温流通が、ニチレイが持つ全国19カ所の物流センターを吸収、社名もロジスティクス・ネットワーク(仮称)に変更し輸配送を手掛ける物流事業者の性格を明確にする。要所に設置した物流センターを有効活用し調達から中継拠点、店舗まで一貫した物流サービスの全国展開を目指す。
具体的には小売り・外食産業の物流センターを対象にメーカー各社が共同で納品できる集荷や仕分け、共同配送を行う新センターを開設。センター前センターとして効率的な物流の仕組みを提供する。
チルドからフローズンまで低温度帯の輸配送ネットワークを使い量販店やコンビニエンスストアにおける物流再構築を支援する一方、事業者向け低温度帯小口貨物の輸配送のローコスト化も図る方針。子会社で3PL(サードパーティー・ロジスティクス)を手掛けるロジスティクス・プランナーと連携を強め物流ネットワーク事業をもり立てていく。
再編後の低温物流事業運営は、ニチレイの低温物流カンパニー本部が持ち株会社として全体を統括する計画で、同事業の売上高は2003年度見込み1149億円から2006年度は1500億円まで拡大する見通し。物流ネットワーク事業の売上高も既に予定されている大手量販店からの物流業務委託をはじめ3年間で年率15%、地域保管事業が3年間で年率2.4%の成長を予測する。








