次世代ロジシステム物流会社向けに開発/ミューチップ活用/日立とオラクル
日立製作所と日本オラクルは、物流会社向け次世代ロジスティクスシステム「リアルタイム・トレイサビリティ・システム」を共同開発した。日立製作所が開発した非接触ICチップのミューチップと日本オラクルの位置情報システムを組み合わせたもの。1月から実証実験用サンプルの出荷を開始する。
小口配送や時間指定配送、配送情報のメール通知など物流ニーズが多様化するなか、バーコードに変わるシステムとしてICチップに注目。配達する荷物のふた、箱の中身、伝票などに取り付けたミューチップのID番号を、ドライバーが持つミューチップリーダーと既存のGPS(全地球測位システム)受信機を搭載したPDA(携帯情報端末)で読み取る。
読み取られたデータは、GPS経由で日本オラクルのソフトを導入した物流センターのシステムに送信されるため、配送車両に位置や荷物情報がリアルタイムで確認できる。
ミューチップを採用することで情報の高い真正性が保証されるほか単品管理も行えるため、行き先や時間などの配送条件の変更にも素早い対応が可能だ。
また、あらかじめ荷物の配送先や配送時間を情報システムに登録すれば開封することなく荷物情報が読み取れるので、伝票記載も不要になるメリットがある。「バーコードと異なり汚れ、形状変化によるデータの読み取りミスを防止できる」(日立製作所)としている。








