ソニープラザ(宅間嗣史社長、東京都港区)は情報系システムを刷新した。POS(販売時点情報管理)を全社一元管理することで、販売機会ロス低減や不良在庫低減を目指す。
これまでもPOSデータを基に作成した定型レポートを売り上げ状況の把握に利用してきた。店舗のさらなる効率化運営にはデータウエアハウス導入によってユーザーが必要なときにタイムリーにデータを参照、自由に分析できるシステム構築が必要と判断。
今後、ソニープラザでは各部門が情報系システムに一元化された全店売上および商品データを多面的かつスピーディーに把握可能になり、意思決定の迅速化が図れる。明細データの活用で売れ筋商品や不稼働商品の早期発見、各店舗の購買傾向に合わせた品ぞろえの改善なども期待できる。
導入システムは、川鉄情報システムと日本NCRのデータウエアハウス分野での協業後初となる。