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セイコーインスツルメンツ/調達・購買を改革/サプライヤー半減

 セイコーインスツルメンツ(SII)は調達・購買分野を改革する。2004年度末メドに調達コスト30%減を達成するとともに製品競争力も強化、顧客満足度および売り上げアップを目指す。
 具体的には、品質や納期、コスト対応力を強めるためサプライヤー認定基準を策定し仕入れ先を再編。与信やグリーン購入などの絶対評価項目と、ISOをはじめとする各種の認定取得、VMI(Vender Managed Inventory())といった対応力をみる総合評価項目に基準を置きトータルで判断する。2005年度末までに現在2700社あるサプライヤー数を半減させる計画だ。
 「既にサプライヤー190社を集め1回目のミーティングを開き、調達改革および再編計画を説明した」(同社)としており、2004年1月からはサプライヤーの正式認定を順次行う。
 これまで同社では分散購買の調達体制をとってきたが、2004年度の小規模事業調達部門を皮切りに集中購買体制ヘ切り替える一方、生産材料を中心に扱ってきた購買部門の担当領域も拡大する。各部門で経費処理してきた運送費や通信を購買部門に集約する方針で、2005年3月末までに変動費60%カットを目標に取り組む。