グリーン経営認証制度スタート/トラック運送の環境負荷低減へ 取得業者をHPで公表
交通エコロジー・モビリティ財団は10月からトラック運送事業者向けグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)認証制度を開始した。マニュアルに基づく事業者の環境改善の努力を客観的に証明することで、取り組み意欲向上、トラック運送業界における環境負荷低減につなげる。
同制度は、国土交通省、全日本トラック協会(高橋喬郎会長)の協力の下、日本財団から助成金を受けて創設。グリーン経営推進マニュアルに基づき一定のレベル以上の取り組みを行っている運送事業者を認証・登録、ホームページ(HP)上で公表するもの。
環境保全活動を進める手法として、環境管理の国際規格IISO14001は広く知られているが、中小規模の事業者で大部分を占める運送業界では経済的、人的負担が大きく認証取得は難しいのが現状だ。
このため、交通エコロジー・モビリティ財団では2001年に中小規模の事業者が自社の経営規模に合わせて環境対策に取り組めるよう「グリーン経営推進マニュアル」を作成。中小事業者のグリーン経営をサポートしてきた。
認証・登録を希望する事業者は、所定の「審査申請書」と「申請用チェックリスト記入用紙」に必要事項を記入し、交通エコロジー・モビリティ財団に提出する。認証有効期間は2年で、次回更新までの間の取り組みを毎年、書類で定期審査。2年経過後は更新審査を受け、認証登録を継続していく。
認証取得事業者はHP上で社名が公表されるほか、グリーン経営認証制度をグリーン調達基準として採用した荷主名も掲示する。
同財団では今後、パンフレットやマニュアルを配布するとともに、国交省、全ト協などと連携し各地で講習会を計画。認証取得に向けたレベルアップ指導も無料で行う。








