三井物産/欧州で共同物流事業/仏の大手輸送会社と合意
三井物産はフランスの大手輸送会社、ジロー・インターナショナルと欧州を中心とした共同物流事業を展開することで合意した。
三井物産はロジスティクス網やロジステックスインフラの整備、強化を世界各地で進めており、欧州では現地法人の欧州三井物産が主体となり日系自動車メーカーを対象に部品および完成車物物流を展開。最近は東欧、ロシア関連への物流対策を拡充してきた。
提携により、ジロー社が持つ西欧エリアでのネットワークを活用、既存顧客へのロジスティクス機能強化を図る。一方、ジロー社は鉄鋼、自動車、小売りなど欧州有力顧客が中国をはじめとするアジアへの生産拠点移転や、同エリアからの製品、資材調達拡大に向け三井物産のネットワークを利用し、総合的な物流サービス提供につなげる考え。
既に両社では、日系家電メーカーの中・東欧への進出で共同を開始しており、将来的に三井物産はジロー社への出資も視野に入れる。
ジロー社は1934年に設立されたジロー・ロジスティクス社の運送事業部門が2001年に独立したもので、一般貨物輸送部門ではフランス最大の輸送会社。欧州12カ国に倉庫・事務所を60拠点保有する。2002年度の売上高は5億4500万ユーロ(697億円)。








