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三菱商事/国際貨物追跡システム/DSJ社製を採用/顧客らと情報共有

 三菱商事と関連会社であるエム・シー・トランス インターナショナル(McTI、泉道夫社長、東京都千代田区)は、デカルト・システムズ・ジャパン(DSJ、千原正貴社長、同)の国際貨物追跡情報システムを採用した。
 輸出入貨物の物流ステータス情報を顧客や海外関係先と共有できるのが特長で、委託された国際輸送貨物の内容や輸送状況をウェブ上からリアルタイムに公開、顧客はウェブ上で貨物追跡情報の検索が可能だ。
 両社はまず、日本と米国間輸送の一部で貨物追跡管理を行う予定で、対象貨物はノックダウン部品を想定。EDI(電子データ交換)で輸送情報をやり取りするため、リアルタイムで「何がいつ、どれだけ配送され、現在どこにあり、いつ到着予定か」確認できる。
 荷主企業や荷受業者は在庫削減やリードタイム短縮といった経営合理化が図れる一方、輸送会社には顧客満足度向上につながるメリットがある。
 デカルト・システムズは全世界で6500社を超える輸送会社、物流企業、荷主が参加する電子ネットワークを運営。国際貨物追跡情報システムはフォワーダー船荷証券をキーワードに、世界中の航空貨物および海上貨物追跡が行える。
 DSJでは同システムをASP(ソフトの期間貸し)方式で提供し今後、国際輸送業者および輸出入業務を手掛ける荷主をターゲットに貨物追跡ソリューションの導入を積極的に進める方針。
 McTIは三菱商事物流部門から独立した総合物流会社。海上輸送をはじめ海外における物流センター事業、国内配送業、航空貨物業務などを手掛ける。設立は1998年。