国分(國分勘兵衛会長兼社長、東京都中央区)の神奈川流通センター(神奈川県厚木市)が稼働した。食品、酒類一体の複合業態向けセンターとして活用する。
同センターは千葉県稲毛区の稲毛センターに次ぐ、神奈川エリアのセンターとして設置。敷地面積1万8200平方メートル、延べ床面積1万4400平方メートル、2階建てで、トラック30台分の接車バースも設けた。加工食品、酒類などが取扱商品で神奈川県および東京都の一部をカバーする。
新センターの建設に伴い、座間センター(3200平方メートル)と新厚木センター(4500平方メートル)を統合。国分では首都圏を、母船型大型汎用センターと専用センター群を設置することで「船団型物流センター配置」と呼ぶ物流体制に切り替え、効率化を進めている。