マツモトキヨシはパワードラッグ(中川礼一社長、札幌市白石区)と物流センター機能の共有化や自社開発商品の相互供給などで提携した。
パワーズドラッグは1951年に設立。札幌を中心に12店舗を展開し、2003年2月期の売上高が25億9800万円となっている。両社は今後、物流センター機能の共有化だけでなく、商品仕入れ、販売価格などの情報交換や調剤システムを共同利用することで、異業種参入が激化するドラックストア業界で競争力強化に努める。
最近、マツモトキヨシは石川県を基盤にするコメヤ薬局(長基健司社長、石川県鶴来町)とも業務提携を結んでおり、発注量の増加に伴う仕入れコストの低下と同時に、利益率改善を見込む。