ICカード、国内市場急増/10年度840億円を予想
矢野経済研究所(矢野暁社長、東京都中野区)はICカード、ICカード用チップ、リーダー・ライターの各市場ごとに今後の動向や規模などを調査、ICカード市場白書としてまとめた。2010年度にはICカードの国内市場は数量で4億2000万枚、金額ベースでは840億円までに達するとみている。
ICカードの国内市場規模は2003年度は6658万枚(前年度対比91・0%増)と大幅増加が見込まれ、クレジットカードをはじめ金融関連分野の成長に期待がかかる。2005年度予測は1億6410万枚、2010年度には4億2000万枚まで拡大するという。
今後の方向性として、流通分野は航空会社各社のポイントカード導入が加速するほか、非接触型の電子マネーのさらなる発展も期待される。運輸・交通分野では東西のJRが進める「Suica」「ICOCA」の利便性拡大、ETC(自動料金収受システム)の普及などに注目が集まっている。
調査はICカード、ICチップ、リーダー・ライター、システムインテグレーター、金融および行政分野などのアプリケーションビジネス企業・団体計44企業、団体に5〜8月にかけ実施したもの。









