荷物追跡、15分後から可能/日通、航空貨物に2次元バーコード
日本通運は国内航空貨物システム「SPEED(スピード)」をバージョンアップした。国内航空貨物に貼付するラベルに2次元コードを採用することでラベルに記録される情報量アップを図った。
従来の1次元バーコードは印字スペースの関係から表示けた数が限られていたため、最低限必要な情報だけしか保持できず、不足データはドライバーが直接入力してきた。2次元コードを用いることで、1.配達指定日2.時間内配達3.品代金4.注意事項――などの情報処理が可能になり、ドライバーの作業負担軽減にもつながったほか、警告メッセージを画面上で表示する照合システムも開発した。
また、リアルタイム送受信機能も搭載。ドライバー端末で集荷や配達完了といった情報はリアルタイムに登録しても、業店に帰らないとデータ送信が行えず「ホストコンピューターへの反映に時間的なズレが生じていた」(日本通運)という問題を解消、最短で15分後にホームページ上で荷物の追跡照会ができる体制を整えた。
将来的には各営業店に電話受け付けシステムを導入し、ドライバー携帯端末システムと連動させることで、ドライバー携帯端末機へ集荷依頼情報や再配達依頼情報を配信する「集荷・再配達指示システム」構築も目指す。
ドライバーや営業スタッフごとの実績管理、適正車両台数、適正作業人員の算出などにも応用できることから、日本通運では「業務の全体最適化、顧客満足度向上、リードタイム短縮を同時に実現するとともに、サプライチェーン・マネジメント手法を導入する環境整備にも努めたい」としている。
スピードは1999年4月に稼働。2002年9月から新ドライバー携帯端末システムの構築に着手し、7月には全国で6000台の携帯端末を導入した。








