再構築進む通販物流/トランコム/プライム全業務受託
トランコムはTVショッピングなどの通信販売事業を手掛けるプライムから全物流業務を受託、9月からプライム向けサービスの提供を開始する。
通信販売事業では顧客視点における物流が求められることから、トランコムは子会社のトラフィックアイが開発した物流センター統合管理情報システムを導入。プライムの基幹情報システムおよび配送部門を手掛ける日本通運の情報システムと相互連携させ、「スピード」「サービス」「品質」「コスト」と顧客ニーズにジャスト・イン・タイム(JIT)対応できる体制を整備する。
トランコムでは愛知県稲沢市に敷地面積4600平方メートル、延べ床面積4300平方メートル、出荷能力コンシューマー向け1日当たり2万ピース、小売り流通向け同6000ピースを持つ専用の物流センターを用意した。
プライムの2002年6月期の売上高は253億3000万円と2001年度から1.8倍に拡大。物流機能をアウトソーシングすることで企業競争力強化につなげる考えだ。
現在、通信販売市場規模は2兆5000億円まで成長。日本通信販売協会(池森賢二会長)が会員を対象に実施した2003年5月度の総売上高(調査対象90社)は1241億6500万円で前年同月に比べ3.3%増加している。
最近では日本ヒューレット・パッカード(日本HP)が東京放送(TBS)のテレビショッピング向け物流・販売システムを再構築しており、通信販売業界における物流再構築が続きそうだ。









