繊維専用物流センター/中国・青島に建設へ住金物産/SCM構築めざす
住金物産は住友商事と共同で中国・青島に繊維製品専用の物流センターを建設し、年内にも稼働させる。住友倉庫が持つ中国物流のノウハウと、住金物産の繊維製品に関するSCM(サプライチェーン・マネジメント(?))を融合させ、青島初となる大規模センターを目指す。
両社では物流センター開設に伴い、現地法人として青島住倉国際物流有限公司(仮称)を設立する。出資比率は住金物産10%、住友倉庫83%。残りを住友倉庫の関係会社、大阪梱包運輸と中国の運輸会社である大通国際運輸有限公司が負担。
経済技術開発区に敷地面積3万平方メートルの土地を取得、繊維製品の検品機能を備えた施設1万平方メートルを建設する。青島はもともと繊維製品の生産が盛んな地域。住金物産では同地区に製品を集約し、検品から検針、値札・下札付けなどの物流加工業務効率化を図るとともに、独自開発した繊維貿易情報システム「WINDS」に組み込むことで、生産、物流、販売のSCMを構築する方針だ。
住金物産は繊維事業部の重要方針に海外生産拠点の整備および強化を掲げ、1.コストメリットの追求2.品質・納期管理の向上3.システム化の整備・拡大――と3段階に分け、情報技術(IT)を使った生産拠点・物流拠点から本社、取引先までをシステム化。
今年1月には青島で布団カバーやシーツといったホームファッション製品の縫製会社を立ち上げただけでなく、2月には上海にもユニホーム縫製会社をオープンさせている。
物流については昨年、上海に繊維製品専用の物流センター(上海恵幸服装整理有限公司)を開設し、検品や検針、値札・下札付けなどを実施。年内に稼働予定の新物流センターもこうした海外生産拠点の整備・強化の一環だ。








