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【物流話226】「物流拠点統合について考える」

━━━━vol.226 ━
■『ロジスティクス思考的経営話(物流話)』powered by e-LogiT ■
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こんにちは!編集部の清水です。

今年は4月、5月と、研修のご依頼がとても多い年です。

また、ドライバー不足もあって、
運送・物流会社で高卒採用を積極的に行っているのが
わかります。

さて、高校を出たばかりの18歳の新社会人の
皆さんと研修の際に雑談をしていると何だか
自分が無くしてしまったものがたくさんあること
に気がつかされます。

一生懸命に何にでも取り組んで行く姿勢と、目の輝きや
純粋さや"ひたむきさ"というのでしょうか。

年を重ねるごとにいろんな知識をつけてしまい、
これぐらいでいいだろうと
何でも諦める癖がついてしまったのかもしれません。

初心忘れるべからず!!

私も高校を出て、浪人をして
代々木ゼミナールに通っていた、18歳の頑張っていた
頃を思い出して何事もに積極的に取り組もうと思います。

でも、そういえば、浪人時代は結構、講義をサボっていて
出席カードを通して、そのまま講義に出ないで、
遊びに言っていたのを思い出してしまいました・・・あらー

友人にあいつは、もう二浪確定だなーなんて言われてました。
当時、団塊ジュニアの世代の私達は、競争、競争で

現役は偶然、一浪は当然、二浪は平然なんて言われて
ました。(一浪は常識、二浪は普通とも)

ほんと、今年出会った高卒の新社会人の子たちのほうが
立派です!

こんな立派ではない私ですが、若い人たちのために
"今は、一生懸命に働いております"ので、
悪い影響を与えないように頑張ります!!


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■今回の物流話

株式会社イー・ロジット コンサルタント 教育責任者 清水 一成

『物流拠点統合について考える』

先日、ある文房具の卸の会社さんで、当社のメンバーのピンチヒッターで
講義をしていた時に、講義の終わりにそこの経営者の方から物流拠点統合に
ついて質問を受けました。

現在、全国30箇所ある物流拠点をより、効率的な物流体制を築くために
拠点の統廃合を今後、検討していきたいと。

そこで、物流拠点を統合した場合には、どんな問題点が出てくるのか?
ということで、いくつかお答えしました。

私なりの答えなので、賛否両論あるかと思いますが、
3つのポイントがあります。

1.人の雇用と大型物流センターの立地の問題
2.新システム導入とそれを使う人が慣れるまでの期間の問題
  【※現場オペレーションも含めて、相当な負荷がかかる】
3.定番品の即日配送に備えるためのSP(ストックポイント)の数

1つ目のポイントとして、
私の基本の考え方として、『物流拠点は地域とともに育つ』ということを
いつも言うのですが、物流センターはその拠点で働く人や
近隣から働きに来る皆様に支えられていることを
まずは忘れないでほしいと思っています。

物流の効率化はとても大事なのですが、一度物流拠点を作ったからには
その地域で働く人に雇用を提供しているわけですから、例えば、封鎖する
センターで働く人は、次に働く場所はあるのか?それとも、近くに
移転するのであれば、そこで雇用するのか?などまずは、人の面から
考えなくてはなりません。

そう考えると、簡単に物流センターを机上の論議だけで
スクラップはできないですよね。

また、大型の物流センターに統合するといっても、今の時代自前で
土地を取得して、BTS(ビルドトゥースーツ)で自社に専用のセンターを
構えられるのは、ごく一部の大手の物流会社しか難しいので、
どこまで自社の要望に叶うセンター構想を練って、構築するのを
考えるのは一苦労です。

ほとんどの物流会社では、あれもほしい、これも必要とドンドン予算が
膨らむ傾向があるので、最低限必要なものに絞り込むために、
第三者としてコンサルタントを活用することも大切だと思います。

客観的な視点で、これは、いる、いらないという意見を
してもらうことが大事です。

2つ目に、ほとんどの卸系の企業様で遅れているのが
『物流のシステム化』です。

WMS(倉庫管理システム)も入っていない、
バーコードを使った検品システムすら
使っていないアナログな物流現場がほんとに多いのです。

基幹系でAS400という、画面が黒いというと、パッと分かるかと思いますが、
古いシステムとはいえ、バグも少なく安定して稼働するシステムを
ずっと使っている企業は、まだまだ、たくさんあります。

ただ、最近は保守の面でメンテナンスできるシステムエンジニアが
少なくなっているので、オープン系のシステムに切り替えている
企業様も多いのですが、システム移行でトラブっている企業が
ほんとに多く見受けられます。

その原因は、実は、人にあり、慣れたシステムから新しいシステムに変わる
現場の担当者の恐怖感が大きな問題になります。

やはり、使い慣れたシステムから大きく変わることで、
物流現場のオペレーション担当者に相当な心理的負荷を与えるのです。

ある程度、余裕をもった期間でシステムの導入を行わないと
結局、時間がかかっている現場が多いように感じます。

また、システム屋さんも丁寧に対応しきれていないところも多いです。

システム営業担当者とシステムを作りこむ担当者との間に温度差があり、
丁寧にマニュアルを作ってくれなかったり、現場での運用の指導など
手間のかかるところがおざなりになり、現場から不満が出ている
のをよく見かけます。

3つ目は、卸業界特有の問題なのですが、1個でもいいから
すぐに持って来いという得意先がたくさんあるため、
大型センターのみで全ての物流を賄いきれないとうのがあります。

地域によっては、例えば、秋田県であれば、大館と、秋田市内では
かなり時間もかかりますし、千葉県、和歌山県、三重県など配送に端から
端までとなるとかなり時間がかかるので、やはり、SP(ストックポイント)
が必要になります。

それじゃ、いくつぐらい必要か?となるとこれも悩ましいところですね。
最低限、2つとか3つとかお客様とのサービスレベルの見直しも含めて
考えていかなくてはなりません。

これまでは、月間でたくさん購入しないようなお客様にも言われたら
1個でも商品を届けていたのを、ある一定金額を購入していない
お客様は、急ぎの場合は配送費をご負担いただくとか、これまでの
卸特有のなーなーの関係を断ち切っていくことも考えなくては
なりません。

上位2割の上顧客と購入金額の少ない顧客や一見さんへのサービスレベル
の見直しは大きな鍵を握っています。

食品の卸でしたら、ソース1本持ってきて。文房具業界であれば、
トナー1本、コピー用紙1袋持ってきて。なんて、もうドライバーも
不足してきている時代に、そもそも対応もできなくなってきますしね。

このように、物流拠点の見直しには、私の3つのポイント以外にも
色んな問題点や課題があると思います。

これらの問題点をいかにクリアしていくのかは、やはり
『その会社で働く人が、より幸せになるにはどうしたら良いか?』

という軸のもとに、各拠点の"会社を変えてやろう"という
思いのあるメンバーを募ってプロジェクトを立ち上げて、
じっくり時間をかけて物流改革を推進
していくことが大切だと思います。

新しいシステムをすぐに導入することが全て良いわけではありません。

導入するための準備の期間とシステムに慣れるまでの
指導の時間をしっかり取ることが
できるのかが大きな鍵を握るのではないでしょうか。

物流拠点政策は、結果論的にうまくいったと
ネットや書籍には成功事例は出ていますが、
ほんとに一筋縄ではいかないものです。


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