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――― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE ――
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■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0074 ■■■■
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発行者:株式会社イー・ロジット 監修:CEO 角 井 亮 一
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┌─┐
│↓│いつも「物流話」を読んで頂き、有難うございます。
│物│今日30日の九段下は、気のせいか、いつもより人が少なく感じ
│流│られます。オフィスの勤務時間と、物流センターの勤務時間に、
│セ│差を感じるのは、私だけでしょうか?
│ン│
│タ│弊社の顧問先では、GWも営業する倉庫会社さまも多く、物流の
│││365日化(年中無休化)や24時間化が進んでいることを感じ
│改│させられます。
│善│頑張れ、物流関係者!(^o^)丿
│↓│
│↓│今週は、物流業の人にとって必読です。ちょっと難しいですが、
│↓│是非、最後まで読んでください。
│ └────────────────────────────┐
│◆物流センターの改善策はありますか? │
│ →日々改善です! 優秀な企業ほど、沢山持っています。 │
│◆どのように、改善策を実行するつもりですか? │
│ →作業方法やシステムの変更の計画と実行力が必要です。 │
│◆イー・ロジットにお願いすると何をしてくれるのですか? │
│ →現状分析、問題点抽出から、改善後の業務フローを作ります。│
│ →更にそれを実現するシステム開発、移行フォローも行います。│
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━━ [ INDEX ] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ □
□1.今週の物流ヘッドラインNEWS □
□ □
□2.今回の物流話 □
□ 〜物流業界の行き詰まりと打開に必要な思考〜/宮野雅則 □
□ □
□3.編集後記 □
□ □
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│ □■1.今週の物流ヘッドラインNEWS
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◇= ニュースの詳細 =◇
└→ http://www.e-logit.com/news/
◇= 今週の注目物流NEWS =◇
【アサヒビール】
酒類流通の効率化を促進 ビール・発泡酒の新取引制度
【オンワード樫山】SCM構築目指す
【大日本印刷】
『ICタグ実験工房』展示内容を拡充 商談、共同開発件数
5ヵ月間で460社を突破
【NTTデータと日本郵船】
港湾物流の電子タグ有効性を検証/海上コンテナ対象に実証実験
【日本通運】
上海外高橋保税物流園区に進出 中国での総合物流展開を推進
【三菱倉庫】日中間のフォワーディング事業積極展開
上海に合弁法人を設立
【富士重工】子会社統合し新会社
【プロロジス】国内事業の展開加速 首都圏最大級の次世代型物流施設
【AMBブラックパイン】
成田エアカーゴセンター着工/日本最大の航空貨物専用拠点
【日立物流】業界プラットフォーム事業本格展開へ
トイレタリー業界向け共同物流拠点を開設
≪記事提供:物流経済新聞社「ロジクロ」≫
http://www.e-logit.com/news/
お問い合わせはコチラ→ info@logi.jp
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│ □■2.今回の物流話
│ 〜物流業界の行き詰まりと打開に必要な思考〜/宮野雅則
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ここ数年、物流業界は挙ってSCMだの3PLだのITを駆使した物流
を売り物に荷主企業との間にそれを築き上げようとしてきた。しかし、
目新しい画期的のように思えたこのシステムは、荷主企業にとっては、
その経費に見合ったものでは決してなかったのが現状であろう。それは
SCMは「システム」ではなく「概念」であることと、3PLはそもそ
もアセット型物流会社が行えば極めて2PLに近くなり、結局のところ、
荷主対物流会社という取引関係は何一つ変わらないのである。
今、物流のIT化が行き詰まっている原因として、このSCMや3PL
を限りなく追い求めるゆえ“物流の本質”やその“原点”を組み込んで
いないシステムを開発し、この何よりも複雑な物流システムに多額の費
用をかけ、システム会社さえもそれを販売することを試みるが、資金の
ある企業しか手が出せないのが現状で、実際購入したが上手く回ってい
ないというのが現状であろう。
物流企業も荷主企業も、この不景気の時代での競争において生き残りを
掛けた投資であった企業もあっただろうが、このSCMという言葉、そ
の本質をよく理解していないが為失敗していると言える。
これは、最近私が購入した本で、西研氏と佐藤幹夫氏が共同で出版した
『哲学は何の役に立つのか』〜洋泉社〜
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を読み始めた最初の段階で、“行き詰まった状態”というものが、今の
物流界にはそもそも物流の本質とまでは言わないが、SCM、3PLの
本質を曖昧若しくは間違って理解したゆえ、物流業がどこかのネジを締
め忘れた“物”を作ってしまったとも思えるのである。
西氏はこの本の前書きに、「人は『自分と世界の関係』(世界像)をた
えずつくりあげながら生きる動物である。これからどうやって生計を立
てられるか悩んだり、自分が目指す大切なことは何だろうと問うたりし
ながら、生きていく。そしてその答えが見つからないとき、その方向を
見失い、生きる意欲を失う」と論じている。
これを、人を企業に置き換えて考えればどうであろうか。物流企業、荷
主企業のそれぞれが目指すものは確たる物であっただろうか。ある1部
だけの組織機関だけが動いて、会社を挙げて一つの方向を目指したSC
M、3PLだっただろうか。
コウしたらコウなるというプラスの結果をきちっと予測する事は勿論だ
が、マイナス結果も十分に予測してし、それをクリアしてからこそ成功
へと導かれるのである。
更に、西氏はこう書きつづける。
「哲学とは『原理plinciple』の思考である。あれこれの恣意的な説明で
満足せずに、『何を根本に置けばよいか』をつねに問題に使用とする思
考が哲学なのだ。例えば学校教育の困難は誰もが認めることだが、『近
代以降の社会のなかで、学校にはどのような存在理由があるのか』につ
いて原理的な思考を欠くならば、改革をめぐるあれこれの思いつきが乱
舞するだけである」と。
当に今、物流業界はこの通りである。
物流企業、荷主企業ともに各社が担うものを原点に戻って考えてみるこ
とと、存在理由を明確にしておく事が、共にこれから発展して行く第一
歩となることを忘れてはならない。バブル期にこれを忘れて異業に手を
広げた会社の大半は、現在そのツケを目の当たりにしているのは事実で
ある。
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│ □■4.編集後記
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最後まで読んで頂き、有難うございます。
今週は、ちょっと難しかったかもしれませんが、「存在理由」を明確に
することは大切です。それが、取引継続策が妙に小手先になっている企
業も多いのも現実です。
取引先との平均取引年数は短い物流会社様と、長い物流企業様とに、2
極化していると、最近感じています。
その差は、何かを考えさせられる「今日の物流話」でした。
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