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■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0044 ■■■■
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  発行者:株式会社イー・ロジット http://www.e-logit.com/ 
  監 修:CEO 角 井 亮 一  magazine@e-logit.com

┌【本日の内容】───────────────────────┐
│・今日この頃                / 津崎 陽子 │
│・独り言:「素直な人、素直でない人」    / 角井 亮一 │
│・今回のテーマ: 「これからの3PL企業が担うべき役割」  │
│・あとがき:「どうなる2003年?郵政VS宅配メール便」   │
│                      / 津崎 陽子 │
└──────────────────────────────┘
 
 ◇ お友達、同僚の方々にも「物流話」を御紹介して下さい! ◇
 ─┬────────────────────────────
  └─→ http://www.e-logit.com/mailmagazine/ 

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今日この頃                   / 津崎 陽子 
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◆ 2002年も残り数日を残すばかりとなりました。
  読者の皆様、如何お過ごしでしょうか?明日で仕事納めという方も
  多いのではないでしょうか。「今年の仕事は今年の内に」――――
  やり残し、取り溢しのないよう一年を締め括りたいですね。  

◆ 先日、某TVニュース番組にて『幸福論』という特集が放映されて
  いました。読者の中にも、ご覧になられた方がいらっしゃるかと思
  いますが、久々に「視聴者と同じ目線で綴ったドキュメンタリーに
  出会った」という想いになれた特集でした。

◆ 内容はオムニバス形式のドキュメントで、様々な立場の人々が「幸
  福」を追求するため何をすべきか、そもそも今の時代「幸福」とい
  う言葉はどのような意味を持つのか――解説少なながらも、ごく普
  通の人々、ごくありふれた日常の中、それでも人々が心の奥に熱い
  想いを抱え必至で生きているという様子が、ズシッズシッと伝わっ
  てくる、そんな特集番組でした。

◆ 皆様にとっての「幸福論」とはどのようなものですか?
  仕事の忙しさや疲れを理由にして、幸福になるための、そして周り
  を幸福にするための努力を怠ってはいませんか?一年の終わりに際
  し、少しあなた自身の「幸福論」について心静かに想いを巡らして
  みては如何でしょうか。若輩者の私からの今年最後の小さなご提案
  です。

 ┏━━━━━━━┓・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・
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独り言 :「素直な人、素直でない人」      / 角井 亮一
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以前このコーナーで『運が良い、運が悪い』『病気は、うつる』を書き
ましたら、私と同じ年の「この人って凄いな」と思っている人からある
本を薦められました。

その本は「あなたは絶対!運がいい」(浅見 帆帆子 著、グラフ社)と
いうタイトルで、何と著者が1977年生まれの20代の女性です。
20代でこんな本を・・・、と感服してしまうのですが、30分ほどで
読み終えた感想は、「真理って、同じだな」ということです。

どんな人でも、「これをしないと調子悪いんだなあ」というジンクスな
どを持っていると思います。また、成功本と言われているような書籍に
書かれていることは、言葉を換えて同じようなことを言っています。

でも、誰が言ったことが自分の中にすんなりと入ってくるかは、言って
くれた人次第だと思います。その人を、自分が信じている。その人を、
尊敬している。その人と共感が持てる−−−このような人から言われる
とスゥーと体の中に自分の運を上げてくれる言葉や習慣が入ってきます。

でも、そのような人からでなくても、為になるようなことが入ってこれ
るようにする方法があります。それは自分の感度を上げることです。
また、そのためには「素直」になることです。

素直な人と、素直でない人とでは、結構差があります。
素直な人は、日々勉強で、廻りから沢山のことを学びます。

素直でない人は学べるチャンスに「こいつは俺よりレベルが下だから・
・・」とか「私の方がわかっているよ」とか「説教なんて親父臭いなあ」
とか思っていると、吸収できないモードに自ら入ってしまいます。

私は幸運にも凄い創業者の方々と出合う機会を得て、お付き合いしてい
ます。エピソードは追々別の機会でお話しするとして、共通する癖があ
ります。別れ際に「色々教えて下さい」と深々とお辞儀されることです。
1代で著名な会社にされた方は、本当に謙虚で素直なのです。
そういった人だから、成功されたのだなあと感じます。

これからも調子に乗ることなく、素直な気持ちを持ち続けて、日々成長
していきたいと思います。来年も、イー・ロジットにご声援、ご支援の
ほど、宜しくお願い致します。

追記:
2002年、イー・ロジットにとって、良い1年になったのは、皆様の
お陰です。感謝、感謝です。


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今回のテーマ: 「これからの3PL企業が担うべき役割」
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メルマガ読者の皆様、はじめまして。
本文の前に少々、自己紹介をさせて頂きます。今年の夏よりイー・ロジ
ットのメンバーに加わった私は、前職で大手宅配事業者に勤務し、現場
の業務に携わってきたというバックグラウンドを持ちます。今回はそん
な私の眼から見た「これからの3PL企業が担うべき役割」について、
少々述べさせて頂きたいと思います。

ご想像に難くないように、これまで私が携わってきた大手宅配事業者や
路線運送事業者と3PLの間には、大きな隔たりがあり、当初、そのギ
ャップに困惑させられました。まずアセットを持つ運送事業者とイー・
ロジットのように所有物件を持たない3PLとの違い。アセットを持つ
企業での営業活動にはその会社の所持物件に偏る傾向が必然的に出てき
ます。

勿論、大手になればその営業活動範囲の幅は広がりますが、それにも限
界があり範囲内での提案に制限されてしまいます。

「どのようにしてその荷物を預かるか」そして「どのようにして自分の
会社に利益を生み出すか」−−我々が以前に在籍していた企業で不自由
に、そして不満に感じていたことがまさにこの点に繋がります。荷主企
業に対しての良い提案以前に、自社(或いは自前アセット)に対する売
り上げの確立が自ずから第一優先となるためです。

配送について見ると、お預かりした荷物を指定場所にお届けした時点で
業務が終了するため、それ以前/以後については業務の範疇外であり介
入の余地が有りません。保管に関しても、自社物件又は営業範囲内での
保管倉庫しか選択できなくなります。倉庫と一口に言えども千差万別で、
その荷物の内容や発送形態によっても各倉庫で長所・短所が当然あるわ
けですが、区画単位で分かれてしまった物流会社の営業範囲内では十分
に対応できないと判っていながら無理に運用を行ってしまう訳です。

このように、物流会社の「自社売上が最優先」という性質上、荷主企業
には上記のような事実は伏せられたままでの運用が実際に行われている
のが現実です。このため、多くの荷主企業が物流に関する問題や悩みを
抱えてしまう結果に繋がる「ニーズとの完全なミスマッチ」が生じてし
まう訳です。我々自身も以前の企業ではこのような事情からやむを得ず
荷主企業の方々にご迷惑をお掛けしてしまった苦い経験を持ち合わせて
おり、しかしながらも自社内ではこれに対する十分な改善策が立てられ
ず、苦汁を飲まざるを得なかったのも事実です。

このような現状を踏まえて見ると、改めて3PLの存在価値が再認識さ
れるのではないでしょうか。 欧米で生まれた3PL企業の需要の高ま
りと成長を続けてきた背景には上記のようなミスマッチの回避に対する
ニーズの存在が挙げられます。最善の物流を提案することができる唯一
の物流企業が3PLだという点が周知された結果といえます。

我が国ではまだまだ単なる物流代行業務のみを行う名だけの3PL企業
も存在しますが、あくまで「アセットを持たず、それに囚われず、荷主
企業に主眼をおいた上で物流の最善策を提案する」3PLの担う役割は
そういった所だと思います。

 ≪ご意見・ご感想お待ちしております!→ magazine@e-logit.com ≫ 

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あとがき : どうなる2003年?郵政VS宅配メール便 / 津崎 陽子
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◆ 2003年、皆様が注目されているのはどのようなことでしょう?
  当方にとってはやはり郵政の動き、そしてそれを虎視眈々と伺って
  いる宅配企業各社の動向が気に掛かるところです。

◆ 佐川急便では、来年4月の日本郵政公社の発足を前に、クレジット
  カードなど秘匿性が要求される配達物を取り扱う「書留便」の配送
  を来春から始めることを発表しています。(クレジットカードは非
  信書扱いとなり、宅配便業者も取り扱い可能となるようです)

◆ ヤマト運輸は自動仕分け機の増設などに約70億円を投資し「メー
  ル便」事業の集配体制を強化すること、特に来年3月からは翌日配
  送体制を確立することなどを発表しています。さらに、利用者にと
  ってメリットの感じられるよう、現状より軽量な区分を設けるなど
  して事実上料金を引き下げ、一気に顧客囲い込みを狙う計画だと発
  表しています。

◆ 一方の郵政はと言いますと先週このような発表が流れました。
  『郵政が郵便事業効率化のために来年からトヨタ自動車のコンサル
  ティングを受ける』――これは、郵便物の仕分けや物流作業につい
  て、約1年間、郵便物集配の基幹局に常駐社員を派遣し、業務改善
  策を示すというもので、「民間の知恵を生かしたい」との主旨に基
  づく取り組みだといいます。郵便物数の減少などの影響を受け、赤
  字転落の危機に面している郵便事業、黒字計上には何をおいても経
  費削減が欠かせないという考えなのでしょう。

◆ 追う側、追われる側、各々最善の道を模索しているようです。
  ところで、来年の1月1日からは全国のローソンに郵便ポストが配
  置されるそうです。皆様、ご存知でしたでしょうか?私たちにとっ
  て最も身近な「物流」である、郵便そして宅配。
  今後の展開に注目したいところです。

◇ 余談ではございますが、2003年、「物流話」メールマガジンは
  大幅なリニューアル&グレードアップを計画しております!
  今後とも、末永くご愛読下さいますよう、イー・ロジット社員一同
  心よりお願い申し上げます。それでは良き新年をお迎え下さいませ。

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