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川崎重工業/オフショア作業船の造船契約の合意解除に伴う特別損失を計上

オフショア作業船の造船契約の合意解除に伴う特別損失の計上について

 

 川崎重工は、本日の取締役会において、ノルウェーのオフショア作業船の主要船社であるIsland Offshore Shipholding LP(以下、アイランドオフショア社)の子会社との間で締結したオフショア作業船の造船契約を合意解除することを決定しました。これに伴い、平成30年3月期第3四半期連結決算において、特別損失を計上する見込みとなりましたのでお知らせいたします。

     記

1.特別損失計上に至る経緯

 ・当社は、中長期的に有望な市場である海洋開発関連分野への進出を目的として、アイランドオフショア社の子会社(注)との間で、平成25年11月にオフショア作業船(以下、本船)の造船契約を締結しました。本船は当社として初めて受注した船種であり、設計段階での不具合や材料費等の増加が発生しておりました。

 ・一方、本船受注以降、海洋開発関連業界全体が原油価格の低迷により厳しい経営環境に直面するなか、アイランドオフショア社は、平成28年11月以来、取引銀行団と財務リストラクチャリングに関する交渉を行っております。

 ・当社としては、アイランドオフショア社の財務リストラクチャリングの状況を注視しつつ、本船建造を一時中断する等慎重に対応してきました。その間、当社は本船の取扱いについて、同社と協議を重ねてきましたが、今般、海洋開発関連事業を取り巻く経営環境は依然として厳しく、先行き不透明感が払拭されないとの共通認識の下、造船契約を解除することで合意に達しました。

 ・これに伴い、平成30年3月期第3四半期連結決算において、本船に係るたな卸資産(仕掛品)の評価損計上及び売掛債権(進行基準売掛金)の損失処理等による約130億円の特別損失を計上する見込みとなりました。

 (注)Island Navigator I KS(Island Offshore Shipholding LPが100%出資する子会社)

2.今後の見通し

 本船契約の合意解除により、ブラジルプロジェクトを含む海洋開発関連分野に関わる損失処理は終了し、今後は海洋開発関連分野に投入していた人財等の経営資源をガス船を中心とした商船事業と潜水艦事業(含む、AUV:自律型無人潜水機)に集中することで、リスク管理には十分注意を払いつつ、構造改革に向けた施策を前倒しで進めていきます。

 なお、平成30年3月期通期連結業績予想につきましては、本日公表の「平成30年3月期通期連結業績予想の修正について」をご参照ください。

以上