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ガートナー ジャパン/日本のSaaS市場は年平均11.7%で成長

ガートナー ジャパン発表
日本のSaaS市場は年平均11.7%で成長
既存ソリューションとの組み合わせがベンダーのビジネス・チャンスに

ガートナー ジャパン株式会社 (所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:日高 信彦) のリサーチ部門は、2010年5月、国内の「サービスとしてのソフトウェア (SaaS)」市場規模予測をまとめました。これによると、同市場は2010年から2013年にかけて年平均11.7%で成長し、2013年には427億円に達する見通しです (図1参照)。2008年から2009年にかけて、企業のIT予算が縮小される中、少ない初期コストで導入できるSaaSへの関心が高まり、利用率は2009年に31.2%まで上昇したとみられます。今後は、アプリケーションの導入期間の短縮のほか、商圏やビジネスモデルの変化に伴うシステムの拡張性と柔軟性へのニーズなどがSaaSの導入を後押しするとガートナーでは予測しています。しかし一方で、ベンダーのマーケティング・キーワードとして多用されてきた結果、SaaSの定義が混乱し、アプリケーション・サービス・プロバイダー (ASP) やアプリケーション・ホスティングなど既存サービスと混同される状況が生まれています。こうした混乱や誤解は、SaaS市場の発展を阻害する要因にもなると考えられます。

主要アプリケーション分野別には、CRMとメール/グループウェアが成長率と規模の両面で市場を牽引していくと予測しています。CRMでは、利用が先行している営業支援 (SFA) に加え企業間 (B2B) 向けコールセンターでの活用を見込んでいます。メール/グループウェアでは、グループウェアにおけるSaaSの利用が中小企業から大企業に広がることが考えられます。一方、ERPやSCMは、現時点では人材の発掘・育成・管理を行うタレント・マネジメントや電子調達 (E-Procurement) など一部の領域での利用に限られています。しかし今後は、ERPでは財務会計領域におけるスイート機能、SCMではサプライチェーン統合や輸送管理など、徐々に利用範囲が拡大していくと予想しています。
 

図1 日本のSaaS市場規模
図1
出典:ガートナー (2010年5月)
 

国内のITサービス市場は、保守やITアウトソーシングなど既存サービスを中心に成長ペースが鈍化しており、2013年までの年平均成長率は1%未満と低い水準にとどまる見込みです。こうした中、2桁台の高い成長率が見込まれるSaaSはITサービス・ベンダーにとって注目株であり、激しい競争が予想されます。SaaSへの置き換えに伴う開発/システム・インテグレーション (SI) 市場の縮小も一部では想定されますが、SaaS間、またはSaaSと自社運用型システム間、さらに他社システムとSaaS間のインテグレーションや、それらをまたぐビジネス・プロセスの設計、SaaSに合わせたビジネス・プロセスの変更など、関連サービスの市場は大きな可能性を秘めています。ITサービス・ベンダーがSaaSをビジネスのドライバとするためには、SaaSを既存システムの補完財と位置付け、現在のサービスやソリューションとの相乗効果を追求していくことが不可欠になるでしょう。

なお、ガートナーでは、5月31日?6月1日に『ガートナー ソーシング サミット 2010 視座を変える - 「多様性」への挑戦』を開催し、SaaSの展望や、ユーザーおよびベンダーに対する提言を発表する予定です。本サミットの詳細は、次のWebサイトをご覧ください。
http://www.gartner.co.jp/event/ss/

 

備考1 ガートナーのSaaS市場の定義
ガートナーではSaaSの定義を、「外部プロバイダーが所有/管理し、共通のコードおよびデータ定義に基づくアプリケーション・ソフトウェアを、1対多モデルによりネットワーク経由で提供するサービスであり、従量制またはサブスクリプション制で課金される」とし、顧客ごとに設定したソフトウェアを1対1モデルで提供する従来型のホスティングとは区別しています。本予測はSaaSの利用料として支出される金額のみを対象としており、利用開始に伴うコンサルティングやSIへの支出は除外しています。

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2010年5月21日

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