丸紅/北米産穀物の内陸集荷網を拡充
グループ100%子会社のコロンビアグレーン社を通じてエージーピーグレーン社の資産を買収し、北米産穀物の内陸集荷網を拡充する件
丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、グループ100%子会社であるコロンビアグレーン社(Columbia Grain, Inc. 以下「CGI社」)を通じて、油糧種子加工業のアグプロセッシング社(AG Processing, Inc. 以下「AGP社」)の子会社であるエージーピーグレーン社(AGP Grain, Ltd.)の資産を買収し、ノースダコタ州およびミネソタ州に所有する穀物エレベーター8基及び農業資材倉庫2箇所などを保有することを決定しました。
CGI社は1978年に設立され、その穀物輸出量は米国西海岸地域では最大規模を誇る一社として35%のシェアーを有しています。CGI社は90年代から米国内陸へ自家集荷網の拡充を進めてきましたが、さらなる業容の拡大への布石として今回の買収に至ったもので、この買収によりCGI社のノースダコタ州およびミネソタ州における集荷能力は著しく向上し、小麦に加え、とうもろこし、大豆などの穀物の集荷体制が整い、保管能力は、現行の約90万トンから約110万トンに拡張されます。一方、AGP社は25万人の農民を代表する193の農協によって所有されている広域農協であり、農協としては世界最大規模の搾油会社の一つとして、再生燃料のパイオニアとしても知られ、エタノールとバイオ・ディーゼルを生産しております。
近年、新興国における消費拡大、主要穀物生産国における輸出規制、代替エネルギー原料への転用など、世界的な需要の拡大を背景に穀物需給がひっ迫する中、日本市場への『安定供給』と食料需要が高まるアジア市場への『量の確保』が非常に重要な課題となってきています。米国は世界で最も安定した穀物生産国かつ供給国であり、丸紅は、日本を中心としたアジア向け穀物の安定的な供給かつ効率的な物流の拠点である西海岸地域に、小麦に加え、とうもろこし、大豆の集荷体制を整えました。
以上
<参考資料>
Columbia Grain Inc. 概要
所在地 : 米国オレゴン州ポートランド
設立 : 1978年
代表者 : Thomas J. Hammond (CEO)
事業内容: 穀物・油糧・雑豆の集荷、保管及び輸出
AG Processing Inc. 概要
所在地 : 米国ネブラスカ州オマハ
設立 : 1983年
代表者 : Marty Reagan (CEO & General Manager)
事業内容: 穀物・油糧・雑豆の集荷、保管、加工(搾油・精油)及び国内販売














