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  光英システム▼CAN-BUS利用の新型車載端末(K250)の開発に成功


光英システム▼CAN-BUS利用の新型車載端末(K250)の開発に成功

CAN-BUS利用の新型車載端末(K250)の開発に成功

TMS(Transportation Management Systems)市場における国内トップベンダーである光英システム株式会社(本社:東京都新宿区西新宿3-6-11、代表取締役社長:葦津 嘉雄)は、トラックのCAN-BUSデータを利用して毎秒の燃料使用量を計測できる新型車載端末(K250)の開発に成功、2008年8月より製品の出荷を予定している。

光英システム株式会社のユーザーである運送会社や荷主から強く要望されていたもので、この開発成功により、デジタルタコグラフ、車載システムといった機器がなくてもドライバーに省燃費運転を正確に指導できるデータが取得可能になった。CAN-BUSデータの中には、エコドライブや安全走行の指導に役立つ、使用燃料量、アクセル、ブレーキ、速度、エンジン回転数などが2本の線を接続するだけで全て取得可能になる。

一部のトラックメーカーから発売された車載端末に燃料使用量を計測可能な製品があるが、自社のトラックだけしか計測できないため、複数のメーカーを利用している運送会社や荷主はメーカー製の車載端末は実用に供しない物であった。このため、光英システム株式会社では、メーカーに依存しない世界標準のCAN−BUS(controller area network)を利用して、トラックの走行速度、エンジン回転、使用燃料等を計測する装置を開発した。
同車載端末装置は、スピードメータ表示等に利用されているCAN−BUSの技術を応用したもの。最近発売されているトラックでは各社ともCAN−BUSを搭載しているため、どのメーカーのトラックにも本車載端末装置が搭載可能となった。

現在、欧州のトラックメーカーは6社が共通端子を公表して運送会社に利用可能にしているが、日本では各社が個別に仕様を作り運送会社に公表しないためこの分野のIT化が遅れている。

<安全走行の補助>
CAN−BUSを利用すれば、交通安全に役立つ、0.1秒ごとの車輪速度と荷物の積載量(各車軸の加重量)、0.5秒ごとの燃料使用量[リットル]、急ハンドル、急ブレーキ、など安全走行やエコドライブに役立つ情報が2本の線をつなぐだけで計測できる。ドライバーに事故防止の警報を適切に出すことも可能である。
現在のデジタコ基準の0.5秒ごとの車軸の回転数によるスピード計測では、時速100キロのスピードで走行中(0.5秒で14メートル走行)、警告は最悪の場合、28メートル手前でしか出ない。これでは高速時代の交通安全には役立たない。

<改正省エネ法への対応>
また、昨年、改正省エネ法が施行され、荷主にも自社の輸送に燃料をどれだけ使用したかを報告する義務が生じたため、荷主は運送会社に使用燃料量を報告するように依頼してきた。しかし、トラックには区間ごとに燃料を計測する装置が現在は付いておらず、運送会社は荷主への報告ができず困ることになった。一般的に、運送会社は、複数の荷主の仕事をして帰社したトラックの燃料を満タンにするため、1日の使用燃料は計測できるが、荷主ごとには計測できず適当なロジックにより按分するしかなかったのが現状である。この按分のロジックが自社に不利な場合、荷主から運送会社へのクレームがでるなどの実態もあった。CAN−BUSを利用すれば、毎秒の燃料使用量を簡単に計測できるため、荷主ごとの燃料使用量の報告がより適切になる。

<エコドライブの促進>
また、どのような運転をすると燃料がどれだけ使用されるか、正確な精度で計測できるため、エコドライブの更なる推進による環境改善のためにもCAN−BUSの共通仕様による利用は有効と考えられる。

<経済性>
従来のデジタコ・車載端末では、車速センサー、エンジン回転センサー、エンジン等の配線に2〜3万円かかっていた工事費も、本車載端末機器では、たった2本の配線だけで済む。今後、光英システム株式会社は、このデジタル技術を利用し、トラックの交通安全とCO2削減のためのエコドライブ機器を作成する予定であり、デジタコ以上の高性能な装置を廉価に作成できる時代の到来を牽引していく。

<予定>
1)販売開始予定日 2008年8月
2)販売予定価格  15万円

2008年04月24日

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