三井造船▼2008年度 中期経営計画を策定
2008年度 中期経営計画について
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、2008年度から2010年度までの経営計画「2008年度 中期経営計画」(「08中計」)を策定しました。
2004年4月に策定した「2004年度 中期経営計画」(「04中計」)では、「事業規模の拡大」、「競争力の強化」、「経営の進化」の3つの基本方針を掲げ、企業価値の持続的向上を目指してきました。その結果、好調な海運市況などを背景に、計画を上回るペースで順調に受注・売上高を拡大しましたが、資機材の高騰や鋼材入荷遅れに伴う工程混乱などの影響により、利益目標の達成が遅れ、中計期間を1年延長しました。
一方、当社は昨年11月、創立90周年という節目の年を迎えたことから、10年先を展望した「100周年ビジョン」を策定しました。この100周年ビジョンでは、「100年を超えて、確かな技術で希望の未来へ」をキャッチフレーズとし、10年後、すなわち2017年に次の2つの「ありたい姿」を達成することを目標に掲げました。
(1)信頼の企業ブランドとして「三井造船」の名前が世界に浸透している
(2)強い事業ポートフォリオを持つ会社に生まれ変わり、社会に貢献している
これらを実現するために、当社グループの事業を「中核」、「成長」、「新規」の3つの事業に分類し、それぞれの事業分野別に戦略的な取り組みを行い、2017年度には、連結売上高1兆円規模となることを目標に定めました。
注)中核事業:規模が大きく安定的に収益を上げる事業
成長事業:数年後に製品群として中核となる事業
新規事業:10年後(100周年まで)に中核となる事業
08中計を、この100周年ビジョン実現のための「新・三井造船 創成へのロードマップ」のスタートと位置付け、2010年度までの3年間において、(1)中核事業を強くし、(2)成長事業を伸ばし、(3)新規事業の芽を育てる、この3点を実現可能とする経営基盤の深化を図ります。
激変する経営環境の中でも永続的に発展し続けることのできる企業であるために、08中計では、質と量の両面で当社グループを成長させ、事業構造を変革することで、明るい未来を拓きたいと考えています。
そこで、08中計のキャッチフレーズを「成長と変革、そして未来へ」とし、全てのステークホルダーから信頼される企業を目指します。
1.経営数値目標(2010年度)
連結
売上高 8,000億円
営業利益 540億円
ROIC* 12%
有利子負債 1,800億円
*ROIC(投下資本事業利益率)=(営業利益+受取利息及び配当金)÷(株主資本+有利子負債)
2.基本方針
(1)中核/成長事業の深化と進化
1)収益力の拡大
中核事業において、将来に亘る優位性を確保できる事業体質の構築
2)規模の拡大
成長事業において、機会を活かす重点投資を行い、事業規模の拡大を加速
3)顧客満足活動の高度化
04中計に引き続き顧客満足(CS)活動を全社横断的に推進し、活動の高度化を図る
(2)新規事業の創出
1)新規事業開発タスクチームの新設
経営トップと直結したタスクチームの設立による新規事業の創出
2)事業化の加速
経営資源の重点投入による事業化加速(CO230%削減船、バイオカスケード事業、NGH事業)
(3)経営基盤の深化
1)人づくり
・若手層の早期育成と自立的に改善できる人材の育成
・マネジメント能力の強化(マネジャー層、ミドル層)
・技術・技能の伝承の進化
2)内部統制の推進
・JSOX対応から統合リスク管理、そして企業の社会的責任(CSR)体制構築へと経営の進化を図る
3)グループ経営力の強化
・経営資源の共有化、グループ企業の選択と拡大、独立性の重視
以上












