MTI▼燃費削減及び環境対策に利く船舶搭載用燃費計を開発
新規ツールの開発に成功、”FUELNAVI”誕生
燃費削減及び環境対策に大きな期待
当社グループ会社の株式会社MTI(Monohakobi Technology Institute、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永豊)と郵船商事株式会社(本社:東京都港区海岸2−2−6 YS海岸ビル、代表取締役社長:井川元雄)、株式会社山武(本社:東京都千代田区丸の内2−7−3、代表取締役社長:小野木聖二)はこのたび、船舶搭載用燃費計”FUELNAVI”を開発しました。
●船舶搭載用燃費計”FUELNAVI”の特徴
船舶搭載用燃費計”FUELNAVI(商標登録出願中)”は、主機の燃料消費量を本船乗組員がモニタリングするための装置です。
燃料消費指標であるmile/ton(燃料1トン当たりの航走距離)やton/day(1日あたりの消費量)を、主機フローメーター(燃料流量カウンター)からの燃料消費量と、GPS(注)からの対地スピードに基づいて表示します。また、環境指標であるCO2ton/mile(1mile航海当たりのCO2排出量)の表示することができます。更には風向風速など各種データを利用して燃料消費の効率が低下した際の要因を分析することもできます。
●開発の背景
昨今の環境問題や燃料費高騰において、ハード面、ソフト面を駆使した燃料消費の削減は急務となっています。ソフト面による対策の一つとして、本船乗組員がその時々の燃料消費量や、風、波、潮流といった外的環境による燃料消費の効率低下を正確に把握することにより、省エネ運航への工夫につながることが期待されます。また、実海域における船舶性能の計測装置としての活用も可能です。
●今後について
現在、日本郵船株式会社が運航するコンテナ船、自動車運搬船、鉱石運搬船、原油タンカーの各1隻に試験搭載しており、1年間の予定で”FUELNAVI”の有効性の検証を行っています。本検証の後、日本郵船及び日本郵船グループ各社が運航する船舶を中心に搭載隻数を増やし、実海域における船舶性能把握の装置として改良を行います。
注:GPSは汎地球測位システム(Global Positioning System)の略で、人工衛星からの電波を受信して経度緯度を測定し、現在の位置を地図上で表示するシステム。












