日本郵船▼海流予測情報の効果検証を実施
海流予測情報の効果検証を実施
黒潮流域で最大9%の燃料消費量・CO2排出量削減を確認
当社はこのたび、海流予測情報利用有限責任事業組合(注1)と共同で、同事業組合が提供する海流予測情報の効果検証を行いました。
同事業組合が提供する海流予測情報では10マイル(約18km)ごとの黒潮流域内における流速分布の詳細情報が把握できます。そのため、従来の海流推測図を利用する場合と比較して航行時に黒潮をより有効に利用でき、燃料消費量とCO2排出量を削減することが可能となります。
今回の効果検証は2006年から2007年にかけて行われ、当社運航のVLCC(注2)13隻で23航海分のデータを集計しました。その結果、黒潮流域を本海流予測情報システムに基づいて航行すると従来の海流推測図に基づく場合に比べ、当該海域における燃料消費量およびCO2排出量を最大9%削減できることを確認しました。当社運航VLCCへの海流予測情報の本格利用は今月より開始します。
当社はこれからも、更なる燃料削減およびCO2排出量削減に取り組んでいきます。
(注1):「海流予測情報利用有限責任事業組合」
独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者(個人資格)と株式会社三菱総合研究所(法人資格)が設立し、運営する事業組合。代表 山形俊男氏(JAMSTEC,東京大学大学院教授)。JAMSTECは気候変動予測研究の一環として得た研究成果の一部を社会へ還元すべく、同事業組合に対してベンチャー支援を適用している。
(注2):VLCC
大型原油タンカー Very Large Crude oil Carrier
以上












