サトー/UHF 帯域パッシブ・モードRFID 使用の鉄鋼輸送ソリューションを開発
サトー、UHF 帯域パッシブ・モードRFID 使用の鉄鋼輸送ソリューションを開発
(SATO INTERNATIONAL PTE.LTD. ニュースリリース抄訳)
【2007 年6 月19 日、シンガポール】 サトーは、国際的なコンサルタント会社であるアクセンチュアと、RFID を含むモバイル・ソフト・プロバイダーの大手、サイベースとの共同事業により、UHF 帯域パッシブ型RFID 使用の鉄鋼輸送ソリューションを開発しました。欧州有数の鉄鋼業者で150 億ドル規模の複合企業、ティセンクルップ・スチール社は、ブラジルのセペチバ湾に新設した製鋼所からの鋼片輸送に、サトーのFlagTagSolutionTM 技術を採用します。
ティセンクルップ・スチール社は毎年25 万本以上の鋼片を輸送しており、そのうち約10 万本をドイツに輸出しています。大陸を結ぶ複雑な輸送網に乗る個々の鋼片情報を途中で何度か読み取る必要があり、受入れプロセス(荷下ろし、位置決め、再積み込み)で鋼片を読み取る時間はごくわずかしかありません。
RFID、特にUHF 帯域のメリットは、バーコードと比較してかなり離れた距離から、しかも視界に入らずとも読み取れることです。しかし、長距離読取と高いデータ・スループット率が可能なUHF 帯域RFID には、金属に使う場合、電波が曲げられたり歪められたりすることで読取性能が限られる、という問題がありました。
サトーのFlagTagSolutionTM は、UPM ラフラタック社の短いダイポールGen2 インレイを内蔵し、エンコード、印字、貼付プロセスにおいてインレイの部分を「旗(フラッグ)」のように折り曲げることで、製品の表面にインレイが密着することを防ぎました。今回の商談のため、サトーはこのFlagTagTM を鋼片への貼付条件にあわせて特注しました。
FlagTagTM とその拡張されたリードレンジにより、時にはガントリークレーンから最高3メートルもの距離に吊るされた鋼片を、ひとつずつ確実にRFID リーダで読み取ることができます。
「多くの課題を抱えるティセンクルップ社のようなケースで、UHF 帯域パッシブ・モードRFID の適応を検討するには、厳密なパイロットテストを行う必要があります。配送中の衝突だけでなく、海水や激しい気温変化、雪や氷などの厳しい環境下でテストをしたところ、サトーのFlagTagSolutionTM で最良の結果が出せました」とサトー・インターナショナルのマネージンング・ディレクター、脇敏博はテスト当時を振り返ります。「パートナーであるアクセンチュアとサイベースとの共同開発により、サトーはまたひとつRFIDの成功事例を確立しました。私達は今後もRFID 技術の様々な用途を開発し続けます。」
※本資料は、2007 年6 月19 日付けでシンガポールのSATO INTERNATIONAL PTE.LTD.が発表した
ニュースリリースを翻訳したものです。













