日本郵船▼「第16回地球環境大賞(国土交通大臣賞)」を受賞
「第16回地球環境大賞(国土交通大臣賞)」を受賞
〜4月12日(木)明治記念館にて授賞式開催〜
産業の発展と地球環境との共生を目指して、環境保全活動に貢献する企業などを表彰する「第16回地球環境大賞」(フジサンケイグループ主催)の授賞式が12日、明治記念館(港区元赤坂)にて開催され、当社は本年新たに設けられた「国土交通大臣賞」を受賞しました。この度の受賞は、2005年の「第14回地球環境大賞(日本経済団体連合会会長賞)」受賞に続き二度目となります。
式典には、秋篠宮同妃両殿下のご臨席のもと、当社の草刈隆郎代表取締役会長が、安富正文国土交通事務次官より同賞を受けました。
この度の当社受賞は、海洋汚染対策の推進や当社グループ全体での環境保護への貢献など、以下の取り組みが高く評価されたものです。
1.外航船舶が海洋に排出する油水混合物の処理水削減
当社は、船舶の運航に伴って機関室で発生する油水混合物の処理水を、大幅に削減する独自の処理方法(注1)を80年代前半に考案し、その後改善を重ね所有船舶に標準仕様として採用、海洋汚染の防止に取り組んできました。また、処理方法の開発や運用に関する技術とノウハウを提供し、海運・造船業界、日本船主協会、日本船舶技術研究協会と共に油水混合物の処理に関する日本政府の海洋汚染対策や、国際海事機関の国際標準化作業に協力してきました。
2.国際海洋環境保護に関わる調査・研究、人材育成の助成
当社は、2005年5月の「トール・ヘイエルダール国際海洋環境賞」(注2)受賞を記念して5,000万円の基金を創設、「日本郵船・ヘイエルダール記念事業」を開始しました。当社は、この記念事業を通して、海洋環境保護にかかわる調査・研究と、同じく海洋環境保護に関わる人材育成を助成しています。
3.国内外グループ全体での省エネ活動推進
当社は、2006年の夏、環境省や東京電力株式会社などが推進する省エネ活動「CO²ダイエット宣言」(注3)に参加。活動には国内外のグループ社員や家族あわせて、約1,500名(国内約500名、海外約1,000名)が参加し、全体で約300トン(海外では140トン)の CO²削減に貢献しました。
当社は、この度の受賞を励みに、海上輸送において培った環境技術を広く社会に還元すると共に、グローバルな総合物流企業グループとしてのネットワークを活かし、今後も様々な地球環境の保全に取り組んでいきます。
注1) 油水混合物の当社処理方法
従来、船舶の機関室で発生する油水混合物は全てを一ヶ所で回収し、それを直接油水分離装置にかけ油分濃度15ppm以下の処理水として海洋に排出していました。
当社は、この油水混合物を直接油水分離装置にかけるのではなく、回収する配管経路の工夫等により、先ずは水・油水として分別収集する事としました。そして、油水は最終的な油水分離装置にかける前工程で油水分離槽による処理を加え、最終的な処理水(15ppm以下)の海洋への排出量を大幅に減らしました。
注2) トール・ヘイエルダール国際海洋環境賞
1999年6月、ヘイエルダール博士とノルウェー船主協会により設立されました。地域環境の改善に貢献するとともに、「海運」という輸送手段の環境面での利点を広く伝え、新しい具体的な環境保全手段の導入を奨励することが目的です。同賞は2年に一度選考され、第1回(2001年)はグリーンアウォード財団が、第2回(2003年)は国際タンカー船主汚染防止連盟が、第3回(2005年)には当社が受賞しています。(www.heyerdahlaward.com/)
注3) CO²ダイエット宣言
家庭やオフィスでの使用電力の節約など、気軽に取り組める省エネ活動を自発的にホームベージ上で宣言して個人個人が取り組む省エネ活動。
当社のCO²削減量約300トンは、参加した社員の宣言内容に従って計算した推定値です。
以上












