SGホールディングスグループ/UHF帯RFID活用による航空貨物輸送の実証実験を開始
業界初の本格的実験へ
UHF帯RFID活用による航空貨物輸送の実証実験を開始(2007/2/21)
SGホールディングスグループは、UHF帯RFID活用による航空貨物輸送の機能向上に関する実証実験を、2月21日(水)から東京(羽田空港)―沖縄(那覇空港)間において実施いたします。
今回の実証実験には、佐川急便(株)、佐川グローバルエクスプレス(株)、ギャラクシーエアラインズ(株)、佐川コンピューター・システム(株)のグループ4社に佐川印刷(株)を加えた計5社が参加。陸上輸送から航空貨物輸送、情報処理やICタグの開発まで、すべてグループ企業で担当できる強みを生かし、業界初となる実証実験を実施いたします。
当グループでは、昨年8月末から10月初旬にかけて大手通信企業様ご協力のもと、物流倉庫管理の実証実験によりUHF帯の有用性について検証を実施してまいりました。UHF帯の問題点と指摘される電波干渉や電波の飛びすぎによる誤読等の問題点についても、実験過程において独自の電波コントロールによる制御技術を開発しており、その有用性についても引き続き検証を実施してまいります。
(1) 実証実験の名称
「UHF帯RFID活用による航空貨物輸送に関する実証実験」
(2) 参加企業
陸上輸送 佐川急便
(本社:京都市南区、社長:栗和田榮一)
航空フォワーダ 佐川グローバルエクスプレス
(本社:東京都江東区、社長:直井好昭)
航空貨物輸送 ギャラクシーエアラインズ
(本社:東京都大田区、社長:若佐照夫)
情報処理およびICタグ開発 佐川コンピューター・システム
(本社:京都市南区、社長:本城能和)
佐川印刷
(本社:京都府向日市、社長:西田伸克)
(3) UHF帯RFIDを用いた航空貨物輸送の実証実験モデルのイメージ(※PDF参照)
発地 : 東京(羽田空港) ⇒ 着地 : 沖縄(那覇空港)における航空貨物輸送にて輸送情報の管理を実施。
(4) 実証実験の項目
[1] ICタグを用いた航空貨物輸送情報の管理
航空貨物輸送を受託した貨物及び航空コンテナそれぞれにICタグを貼り付けし、受託から航空輸送の発着地を含む工程において、その貼り付けしたICタグを専用のRFIDリーダライタによって読み取り、トレース情報の管理を実施。
[2] X線検査結果の自動書き込み
集荷した航空貨物は、まず出発空港の佐川グローバルエクスプレスにてコンベアラインに搬送され、X線検査装置を通過。その後、RFIDリーダライタ装置により、その検査結果を個々の貨物に貼り付けられたICタグに自動で書き込む。
[3] コンテナと積み込まれた個々の貨物の自動紐付け
個々の貨物をコンテナに積み込む際にコンベアに設置したリーダにより積込情報を取得。その積み込まれた貨物データと、搭載コンテナに貼り付けられたICタグを読み込むことで、個々の貨物情報とコンテナ情報を紐付け。
[4] ICタグを活用した輸送過程における開扉状況の監視
航空コンテナドアの開閉部分に、コンテナ専用ICタグを貼り付けし輸送工程上のリーダで開閉状況を監視。なお、コンテナドアには新たに開発する再開封防止型の金属対応ICタグを採用。
※昨年3月に制定されたUHF帯の日本規格に完全準拠したリーダライタによる、EPCグローバルのC1G2対応の金属対応タグを使用した航空コンテナでの実証実験は、日本ではこれが初めてとなります。
EPCグローバル・・・ 流通標準化機関である欧州の国際EAN協会と米国の流通コード機関であるUCCが共同で2003年9月に設立された非営利法人。ICタグとネットワーク技術を組み合わせたEPC (Electronic Product Code)システムの管理および運営を行っている。当グループも2005年11月より加入。
C1G2(Class1, Generation2)・・・ 2004年末にEPCグローバルにより承認されたプロトコル。
(5) 実証実験の期間
2007年2月21日〜2007年3月末(予定)
(6) 実験の背景と目的
昨今の航空貨物輸送は、貨物需要の増大に対応する迅速性が求められている一方、セキュリティ対策の強化などが強く求められております。このような状況において、当グループは航空貨物輸送におけるサービスレベルの維持・向上とセキュリティレベルの確保・向上の両立化を図る必要性を痛感してまいりました。そのためには、航空貨物輸送における物流と情報・セキュリティを高度に一体化させる手段として、ICタグを応用することが今後不可欠であると考えております。
当グループは、物流と情報・セキュリティを高度に一体化させる技術としてRFIDを活用し、輸送業務の一層の効率化と情報の共有化、サービス向上、さらにはセキュリティ強化の実現に向けて、業界に先駆けて実施するものであります。
図柄は下記アドレスを参照ください。
http://www.sg-hldgs.co.jp/img/news/2007/pdf/news20070221.pdf













